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4~5月に開花「ジエビネ」とは/井ノ原啓貴

エビネ(海老根)はラン科の植物で、
偽球茎が横に連なり、海老のような形をしているのでその名がつけられました。
植物が好きな人なら知らない人はいないほど有名な植物です。

エビネは「ジエビネ」から入って「ジエビネ」で終るといわれるほど代表的な種です。

その気取りのない花形に、渋い茶色の花弁を基調にした微妙な色彩変化は、
初心者にはほとんど同じに見えますが、愛好者にはたまらなく魅せられるものです。

稀に鮮やかな紅花や黄花があり、
また黒花といって茶を極端に濃くしたものもあり人気があります。

緑弁白舌、特に純緑弁純白舌のものは”素心”と呼ばれ、
初心者にもベテランにも飽きることのない人気があります。

このほかにも、それらの色が入り混じりさまざまな中間色があり、
言葉を持って表現できない微妙な変化を持っています。

エビネの原種のなかで最も変化のある種です。

舌の色は白または紅を差したものが中心です。

自生地も北海道から九州、沖縄に至るまでの広い範囲で、
しかも、身近な低山などで見かけることができ、多くの人々に親しまれています。

花は4月下旬ころから高さ30センチほどの花茎に大きさ篇ミリぐらいの花を
15個前後咲かせます。

長めの葉が3~4枚あります。

沖縄産のものは冬期でも葉が垂れず、
立葉なのでトクノシマエビネと呼び区別する人もいます。

 

井ノ原啓貴、整体

カテゴリー: 井ノ原啓貴, 植物, | 投稿者井ノ原啓貴 16:07 | コメントをどうぞ