錦織圭4強 次はUSオープン決勝のリベンジ!

8月7日、ワシントンDC、アメリカ。錦織圭が出場中のシティー・オープン、準々決勝が行われ錦織はオーストラリアのグロスを6-4,6-4で破り4強になった。

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準決勝はチリッチと対戦する。
二人の対戦成績は錦織の5勝3敗、昨年のUSオープン決勝で悔しい負けをした相手だ。

錦織圭準々決勝詳細
〇2)錦織圭 64 64 ●S.Groth(AUS)

グロスはヒュイットと共に0-2から豪州デ杯準決勝進出を決める大活躍をした選手。
オーストラリアン・ラグビーの選手になるか?どうか迷ったこともある頑丈なプレーヤーだ。
パワーあるサーブでグロスが15でキープする。

第4ゲーム、ダブルフォルトからデュースに持ち込まれる。
デュースでもスマッシュミスを犯しピンチになるが。キープ、2-2。

3-3、グロスのサーブ、0-40とブレーク・チャンスが来る。
「グロスはサーブが良いので、少ないチャンスをものにしたい。」と言っていた錦織。

しかし簡単にはブレークできず、2度目のデュースに、
ここでグロスはダブルフォルト!
ここで5回目のブレーク・チャンスがきた!

サービス・エースと思えたが、そのボールはネットに触りレットの判定になる。(助かった!)

フォアにきたファースト・サーブをグロスの足元にリターン、
グロスはフォアのローボレーをネット、錦織が遂にブレークに成功した。

続くゲームで錦織は30-40となるが、しっかりとキープ、5-3とする。

5-4、サービング・フォ・ザ・セット、30-15、
ここから2本連続、Tへファースト・サーブを放ち、グロスのリターン・ミスを誘い第1セットを取った。

第2セット

最初のゲーム、30-40から3度ブレーク・チャンスがあったが、
7度のデュースの末にキープされる。

第4ゲーム、錦織、ダブルフォルトで30-40となるが、キープ、2-2。

バックのドップスピン・ロブを2本続けて決め、0-30、
素晴らしい!

15-30からのポイントも凄かった。
サーブ&ボレーで攻められ続ける錦織はどうにかボールを返す、
フォアに切れてきたグランド・スマッシュをやっと手を伸ばしクロスに(芯をはずしたがスピンがかかり根性で返した。)
ラインズマンは思わず手を横に挙げかけるが、前にもっていきセーフのジェスチャー、
グロスはチャレンジするが、もう遅すぎる。
15-40となる。

ダブルフォルトでブレークに成功。3-2

開き直ったか、グロスの攻撃が冴え、15-40とブレーク・ポイントを掴まれる。
苦労するが、3度目のデュースの末にキープ、5-3。
グロスの勢いに圧倒され、危ないゲームだった。

グロス、連続サービス・エースでキープする。

5-4、錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、
ボレーで15-0、
深いボールで30-0、
Tへのサービス・エースで40-0とマッチポイント、
またTへ、グロスのフォアのブロックリターンはロング!

ストレート勝利で4強を決めた。強い!

今週の錦織圭出場の大会データー
大会正式名:citi open®
ATPツアー500:ATPワシントンDC
賞金総額:$1,753,020(約2億円)
優勝賞金:$343,000(約4千万円)
1回戦出場者:$5,770(約70万円)
4強を決めた錦織は、$73,240(約900万円は確保)
大会会場:Rock Creek Park Tennis Center
期間:08/03 – 08/09/2015

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
現地時刻(時差-13時間)

<<準決勝>>
8)J.Isner(USA) vs S.Johnson(USA)
2)錦織圭 vs 3)M.Cilic(CRO)

<<準々決勝>>
〇8)J.Isner(USA) 63 57 63 ●R.Berankis(LTU)
〇S.Johnson(USA) 76(5) 61 ●15)J.Sock(USA)
〇3)M.Cilic(CRO) 75 76(3) ●A.Zverev(GER)
〇2)錦織圭 64 64 ●S.Groth(AUS)

<<3回戦>>
〇R.Berankis(LTU) 75 64 ●T.Gabashvili(RUS)
〇8)J.Isner(USA) 64 76(6) ●12)V.Pospisil(CAN)
〇15)J.Sock(USA) 67(4) 76(5) 64 ●4)R.Gasquet(FRA)
〇S.Johnson(USA) 63 16 63 ●6)G.Dimitrov(BUL)

〇A.Zverev(GER) 26 62 64 ●A.Dolgopolov(UKR)
〇3)M.Cilic(CRO) 76(2) 76(3) ●13)S.Querrey(USA)
〇S.Groth(AUS) 63 64 ●7)F.Lopez(ESP)
〇2)錦織圭 64 64 ●16)L.MAYER(ARG)

<<2回戦>>
〇2)錦織圭 67(8) 61 64 ●Duckworth(AUS)
〇T.Gabashvili(RUS) 64 46 76(4) ●1)A.Murray (GBR)
〇13)S.Querrey(USA) 63 57 64 ●添田豪

<<1回戦>>
〇添田豪 62 61 ●Q)D.King(BAR)
〇A.Zverev(GER) 76(1) 63 ●Q)西岡良仁
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本戦ドローネット版

19歳西岡良仁強敵ジネプリー、ドディック破り予選突破!
予選ドロー

錦織圭この大会後は
10日からカナダ
17日からシンシナティーと3週連続で続き、1週間空いて、
8月31日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンだ。

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

写真 佐藤ひろし/TennisJapan


カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 10:53 | コメントをどうぞ

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