「バーバリー(BURBERRY)」は2月20日、昨年10月に就任したダニエル・リー(Daniel Lee)=チーフ・クリエイティブ・オフィサーが初めて手掛ける2023-24年秋冬コレクションのショーをロンドンで開いた。ショーに先駆け、バーバリー 今月6日にはフォント(字体)を変えて刷新したロゴやデザインをアレンジして復刻した“プローサム”エンブレム(馬上の騎士を描いたもの)を用いたビジュアルを公開していたが、ようやく新たな方向性の全貌が明らかになった。
バーバリー」2023-24年秋冬コレクション ©︎ COURTESY OF BURBERRY
デビューショーの会場は、ロンドン南東部にあるケニントンパーク。住宅街にある公園の中に、巨大な特設テントを構えた。中に入ると、メタルのマグカップに入ったホットチョコレートやホット・トディー(ホットウイスキー)が振る舞われ、客席にはチェックのブランケットを敷いた上に席番号を記した“湯たんぽ”が置かれている。
そこから浮かぶのは、ブランドのルーツである「アウトドア」や「カントリー」というキーワード。バーバリー スモークで霧がかった暗い空間は英国らしい冬の自然を感じさせるが、その中に「コージー(暖かで心地よい)」な雰囲気が漂う。英国を代表する老舗ブランドのクリエイションを担うことになった英国人のダニエルは、その伝統や文化、アイデンティティーを現代、そして未来に向けていかに提案するかということを考えているようだ。
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