久々にきましたねー、この話題。
アマチュアの今泉健司さん、プロ編入試験へ - 日本将棋連盟HP
将棋のプロ棋士になるには、「奨励会」という下部組織に所属して段位を上げ
最高位の3段リーグで2位以内、または3位を2回という成績を収めなければなりません。
それも26歳という年齢制限があるので、並大抵の才能と努力では通れない
狭き門なのです。
故・米長邦雄会長が言った
「兄貴は頭が悪いから東大に行った。私は頭が良いから棋士になった」
という冗談も、半ば事実と言えましょう。
この奨励会を経ずにプロ棋士になったのは、元真剣師・花村元司さんと
サラリーマン棋士・瀬川晶司さんの2名のみ。ただしこの2名は特例扱いなので、
プロ編入試験が制度化されてから初の挑戦者となります。
今泉さんは元奨励会三段。昇格してもおかしくない成績を何度も収めながら
ランキング差などの運に恵まれず年齢制限で退会。
しかしその後アマチュアで圧倒的な成績を収め、タイトル戦予選でプロ棋士を
連破するなど活躍して再度このチャンスを掴みました。
年齢は現在41歳。夢を追い続けるこの姿勢は尊敬してしまいますね。
ちなみに師匠は、あの「財テク棋士」桐谷広人七段。
絶対今泉さんの方が強いだろ(・∀・;)