ラケットが一本折れました

正確には、「折れ」てはいないです。

でも、ちょっと使うのはもう。。。

先週の、風の強い日のレッスンで、球出ししてラケットが「ビィーン」と、風で流れたボールにフレームトップの方に当たり損ねて「ビィーン」…あれ、このラケット怪しくないか?

手でフェースをポンポンと叩くと、フレームのトップ近く当たりを触るあたりからそのビンビン感が出ます。

ボトム側では、それほどでもなく、トップの方に当たる手が行くとフレームがビビります。うーむ。

前に使っていたMANTIS TOUR305は、今年の2月頃に同じような感じで、ラリーはまだできるものの、球出しを続けていたら肘に来ちゃいました。

肘はその後、完治はせず、かといってプレーが怪しくなるほども痛まない。ただし、肘の骨が出っ張ってきて、お医者さんに行ってレントゲン撮ってもらったんです。

普通は松ヤニみたいなものが出てきて炎症部分を守るようなものになるんだけど、アンタのここはカルシウムみたいなので出来てるから、こりゃあ骨になってるんだなぁ、と他人事のように(まあなってるのはワタシですから、他人なんですけど)言われ、こちらも他人事のように聞いてきました。

そんな経緯もあるので、今回のビビりラケットも、ワタシ的にはもう使用を中止せざるをえない気持ちになってきて、ラケバの奥っ側にしまって極力出さないようにしてしまいました。

 

昨日、ほんのちょっとだけの時間があって、師匠のところにより、この話をしてラケットを見せたところ、「どれちょっと見てあげようか」と。

ワタシも、ラケットのしなり硬度を測る、 RA値を測る機械にのせてみたくて師匠のお店に来たんですが、プロ直々に見てくれることになりました。

最初は、グリップ内部で何か異物(製造時に出るバリとか)が当たって悪さしてるんだよ、とか色々調べてくれましたが、グリップ開けても原因はわからない。

RA値を測定しても、特に変わっていない。だから、まだ折れてはいないみたいなんです。確かに、ラリーでは感じない。球出しが手のひらの骨とか、肘とかに響いてすぐに痛くなるんですが。

ビビリ音を聞き、じっとフレームを仔細に眺め、またビビリ音を聞き。。。何度かやっているうちに、フレーム内側にある、小さな亀裂を見つけてくれました。

「こりゃあ、塗装のヒビじゃないパターンの可能性が高いな」と、本当に小さな亀裂なんですが、フレームの対角に当たった衝撃がここに出たりするもんなんだよ、などと教えてくれました。

他に外傷も見当たらないので、ちゃんとした原因かどうかは特定できませんでしたが、やっぱりこのフレームはもう「お疲れさん」てことにしとこうと。

エンドキャップもつけ、元グリップも元に戻しましたが、固定はせず、使わないラケットにしました。

本格的なチューニングをプロの師匠にお願いし、重たいけど使い勝手のいい、理想のラケットに極限まで近づいたと喜んでいたラケットだけに、とても残念です。

マンティスは安く買えるので、まだ助かりますが、ワタシ、ラケットって8ヶ月くらいしかもたない。

ヘッドの頃もそうだったし、マンティスは2本持ちを2世代に渡って8〜10ヶ月で中折れっていうか、腰抜けになります。

まあね、今テニスしすぎなんでしょうね。ボール打ってる回数とか時間とか、一般プレーヤーの比じゃないですから。。。


カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 07:39 | コメントをどうぞ