日別アーカイブ: 2020年8月14日

肩、治ったの?

私の利き腕のほうの肩、もう4年くらい前に棘上筋という筋を損傷しまして、そのご切れたらしいです。

以下、どんな経緯で症状だったかを書き連ねますが、現在は普通に打ててたりします(?)なんでかはわからないけど、もしかしたら痛みは少し感じているのかもしれないんですけど、付き合っているうちに打てちゃってます。

腕を下に垂らした状態から、120度くらいあげるところが最も痛く、サーブやスマッシュなどのオーバーヘッド系のスイングを始める、頭の後ろ側にコブシが回る動き(=スピネーション)ができなくなりました。

最初のうち(4年前のころね)はトスアップの時に腕の位置を高くするときが痛くて、それを避けるのに先に腕を上げておいて上から降ろしてトロフィーポーズにするような打ち方で何とかしのいでいました。ところがこれが、軸の位置をうまく落としてくれることになって、力を使わずによいタッチのサーブを打つきっかけを与えてくれました。

ただ腕に力を入れて振るのができないので、そこをどうするかは毎日毎日考えていたりして、それはそれで超楽しかった(笑)。

そうこうするうちに余計に痛くなってきて、ひじを高く、ヘッドを背中に落とす、が徐々にできなくなってきました。何しろそこから力を入れられない。ああもうこれは切れちゃったな、と思いながら整形外科へ。触診、レントゲンなども確認してお医者さんは予想通りの一言を。「うん、切れてるね」ハイ知ってました。

フォアハンドのラケットヘッドが後ろへ行くときの動きも痛みというか、引っ掛かりを感じるように。それまでは肩よりも下の動きは大丈夫だったんですが。

それで去年でした。フォアハンドがいよいよわかんなくなってきた。

コロナ休業の間はほとんどテニスができなくなっていたんですが、その間にいろいろ考えて、試す機会があればボールを打って感覚を確かめているうちに、現在はだいぶ取り戻してきたと思います。

さて、この間に、何があったのか。

120度挙上したときの、カチッと引っかかるような感じのする痛み。レッスン中に生徒さんにボールを渡すときの投げるのもだいぶできなかったくらいでした。

一時期は生徒さんが気が付いてその係をやってくれたりして(笑)。ホントいつも助けてもらっています。ありがたいですよね。

で、人数的にコーチは見ていて声がけだけっていう時間に、コートに装備されている(?)2㎏のメディシンボールがあるんですが、これを真上に持ち上げて、そこで肘を前向きと後ろ向きにぐるぐるひねると、ちょうど痛いところに当たる。

その痛みって、「挟み込み症候群(インピンジメント症候群)」というらしいんですが、この挟まるっていうか、当たるところの引っかかるノッチみたいになっているところを削るっていうかどけるっていうか、何とかなんないかなっていうのが、この2㎏の負荷を挙上した状態で腕を動かすことだったんです。

そのほかに整形外科さんで教わったストレッチやインナーマッスルのトレーニングなんかも続けていましたが、私の実感ではこれで引っかかるところをうまく避けられるようになったのが大きかったです。

上半身をそらせるようにして腕を後ろから引っ張りぬくような派手なアクションでは腕を振れないんですが、無理はしなければインパクトまでの動きをスパッとかるく、ラケットの重さを利用するくらいの動きでサーブを打てるまでになりました。

投球動作も思い切りは投げないのと、スリークォーターよりもちょっと高めにしていたいところを避ければ、ボールを渡すための振りならできるように。

フォアハンドも高い打点でも先に肩を作っておけば大丈夫になり、付き合い方が徐々にわかるようになってきました。。

一時期は手術するしかないのかな。。。って悩んだ時期もあったんですが、半年以上テニスができなくなると聞いてどうしてもそこは通れなかった。

サーブのフォームは変わってきました。全体の動きというよりも、肩から見て腕のポジションをナチュラルにはできないので、約束の形にする程度ですが、ラケットとボールのことはだいぶ勉強してきたおかげで、年齢的に50でこのくらい打てればまあ使えるんじゃないの程度のサーブは維持できています。

サーブも動画撮ったりしていまは使っていますが、日々テニスをしている身としてはフォアハンドの感覚が戻ってきたことがすごく助かっています。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:07 | コメントをどうぞ