健やかな親子関係とテニス

もうすぐ7月になります。
暑さはもう夏!ですね。

さて今日は、親子関係とテニス、
そして今僕のやりたいことについて、
書いていきたいと思います^^

テニスをこどもたちに教えていると、
親御さんに感謝されることがあります。
僕たちもそんなお声をいただくと、とても嬉しいです。

でもそれは、テニスを教えていることに
対してだけでなく、
『おかげさまで志望する大学に合格しました!』
というようなお言葉もあるのです。

そこで親御さんたちがよくおっしゃるのが、
『コーチが人間教育をしてくれたから』
という言葉なのです。

でもこのように言われたことの
あるどのコーチも、『人間教育』を
しているつもりは全くないのですね。

これは一度や二度の出来事ではないので、
考えてみました。

親御さんたちのおっしゃる、
『人間教育』とはなんのことだろう?

テニス以外で教えていることといえば、
わかりやすいものとしては、
挨拶をすることや最後まで諦めないこと。

そしてある程度まで成長したら、
試合はこども同士のセルフジャッジで審判をします。
ずるをしようと思えばできてしまう
わけですが、正しいジャッジは
自立していないとできないため、
自立心はここでも培われると思います。

テニスをする上で当たり前のことは、
コーチたちは自然に教えているのですね。

これが結果的にテニスだけでなく、
人としての成長にも貢献できている、
ということなのかなと思います。

ここで僕の経験上ですが、
試合で勝てる子は間違いなく、
勉強もできます。

なぜかというと、
集中力を持続する能力が高いからです。
集中力を持続できない子は、
運動神経が良くても試合では勝てません。

団体競技であれば監督や仲間がそばにいて、
戦術もその都度相談できますが、
テニスは外からのアドバイスが
できないスポーツ。

たった一人で闘います。

自分で戦略を立て、相手の動きを見て、
その戦略も臨機応変に変えていく。
これには集中力が必要になります。

試合に勝てる子というのは、自立していて
学校で先生の話もずっと聞いていられます。
だから自然と勉強もできるようになるのです。

そして僕はある時、
もうひとつ大事なことに気がつきました。
それは、

試合に勝てて、
勉強もできる子は、
共通して親子関係がいい

のです。

しかし残念ながら、親子関係が
うまくいっていないご家庭のほうが、
多いと感じています。

愛情を持ってこどもに接しているはず
なのですが、その関係性に悩んでいる
親御さんはたくさんいます。

よくある話ですが、
親御さんご本人の経験で、
『もっとこうしなさい』
とアドバイスしてしまう。
そして当事者であるこどもに響かない…

こういうことは、よくあると思います。

親御さんたちのお話を伺っていると、
すれ違いの原因は実は、
思考の違いによるものがほとんどです。

“思考の違い”、というのは、
弊社のeggプログラムの中に取り入れている
利き脳の考え方によるものです。
生まれ持った思考の癖によって、
響く言葉や受け取り方が全く違うのですね。

この思考の癖を知っているだけで、
親子のコミュニケーションを
良くしていけるのです。

前回の記事にも書きましたが、
このeggプログラムにさらに磨きをかけて、
『学校』のような学びの場を提供し、
“成長のお手伝い”の場を広げ、貢献したい
と思っています。

僕の本業はもちろん、
テニススクールの運営であり、
テニスコーチです。

テニスが好きで、上手になりたい
こどもたちを、もっともっと応援したい。

そのためには、
健やかな親子関係が必要ですし、
その中でのびのび、育ってほしい。

でもこれは、
たとえテニスをやっていなくても、
どんな親子にでも言えることです。

これまで経験してきたことや、
企業理念を踏まえて開発、導入した
eggプログラム。

これを生徒さんだけでなく、
親子関係に悩むの全国の親御さんに
お伝えしたい!

これまでは物理的に通える人でなければ
受けられないプログラムでしたが、
リモートを使えばどこにいても
お伝えできます。

今準備している最中ですが、
“成長のお手伝い”としての夢が、
僕の中でどんどん大きくなっていて、
今わくわくしながら過ごしています^^

 


カテゴリー: 未分類 | 投稿者テニスな社長 19:26 | コメントは受け付けていません。