月別アーカイブ: 2014年4月

男と女を合わせると理想的

錦織選手のランキングが12位となってその上位にいる選手たちは錚々たる名前がひしめいていており、その一画に(JPN)の文字と共に唯一の漢字で名が記されている様は正に「唯我独尊」という趣きです。

そして女子選手を観てみると奈良くるみ選手が45位、クルム伊達選手84位、土居美咲選手93位と100位以内に3人がいました。

日本男子はトップ10の座に肉迫するスターが一人だけ活躍、女子は未だトップ圏内まで距離はあるが100位内に数人を擁する状態。

男女の別をなくして日本人プロテニス選手として、この二つを合わせたらトップ目前の者からそれを追う存在までバランス良くランキングされていてほんとに素晴らしいものとなるのですが・・・

まずは錦織選手のトップ10入り!それが実現したら、ぜひ男女双方がトップから100位以内まで数人がランキング入りしているという夢の日本テニス界「黄金時代」の幕開けを観てみたいものです!

せっかくの連休なのに鬱陶しい雨にたたられて沈みがちな気分を、そんな楽しい空想で吹き飛ばしていますが数年後の連休には現実のものとなっていることを願ってやみません :41 ピース:

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情熱から芸術へ

錦織選手がバルセロナ・オープンで初のクレーコートを制しての優勝を成し遂げ、ほんとに安定した強さを身につけたんだなと実感しました。

これでフレンチ・オープンでの可能性が大きく飛躍してATP1000を飛び越え、ついに4大トーナメントの一画でトップの座を獲得することが現実味を帯びてきました。

いまや師匠として絶大なる存在となったマイケル・チャンのトップ選手としてのスタートもフレンチ・オープンでした。

もう今からパリでの活躍ぶりを想像すると胸が高鳴る思いで、もしも「優勝」ということになったら本当に感激のあまり涙が溢れそうな気がします。

そして今度の優勝でATPランキングが12位となり、フレンチでの順位次第ではトップ10圏内へ入れるという期待がとても大きいわけでそれについても感涙は免れないかも?

情熱の国での優勝を次はぜひとも、芸術の都でミラクルアート的なテニスで飾って欲しい!と思います。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 10:32 | コメントをどうぞ

真っ赤な希望のバルセロナ

錦織選手が日本時間の今夜に挑戦するバルセロナ・オープン男子シングルス決勝戦は、大会の格付けからするとジャパン・オープンと同じATPワールドシリーズ500という優勝者に500ポイントが与えられるトーナメントです。

ですから既にそのジャパン・オープンでの優勝を果たしている錦織ですから、大会レベルという観点では初というわけではありません。

しかし、このバルセロナ・オープンは昨日にも書いたようにサーフェースはクレーなのでとてもタフな試合を強いられる過酷さにおいては別格と言っても差し支えないのではと思います。

そのためこの11年間というもの地元スペインの選手以外に優勝した者はいません。

そのうちの9回はあのナダル選手で、テニスキャリアのスタートからこのクレーで練習を積みそこでの強さと安定性では世界一のスペイン勢が圧倒的に有利なのは仕方ありません。

そんな盤石とも言えるスペインの牙城、バルセロナ・オープンを制することはとても大きな意味があるのです。

そしてここでの成果は次のフレンチ・オープンへと繋がっていくことは明らかで、ぜひとも情熱の国に今夜は真っ赤な日の丸を揚げてもらい次はそれをレッドクレーでも実現させてもらいたいです!

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情熱の国の「日出ずる国のテニス王子」

錦織選手がまたまた大活躍ですね!

なんとスペインのバルセロナオープンで決勝に進出です。

彼のホームコートはフロリダのハードコートなので、このバルセロナオープンでのクレーは以前は苦手としていたサーフェースです。

クレーでのテニスはほんとに精神力が強くなくては勝つことが出来ず、もちろんフィジカルでの特に持久力が要求されるコートと言えます。

そんなタフな戦いで今までより格が上の大会での決勝に昇りつめたと言うことは、ほんとに彼がレベルアップし成長したことの証しだと思います。

クレーでの戦い方をマイケル・チャンからレクチャーされたことも確実に功を奏していることは間違いありません。

情熱の国で情熱の男が初優勝を遂げる姿を日本のテニスファンならば誰しもが切望していることでしょう。

明日はまた日本男子テニスの歴史が大きく変わる日となってくれることを僕も心の底から願ってやみません!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 00:45 | コメントをどうぞ

「テニス馬鹿一代」では生きていかれぬ

まったく情けない話ですが僕は生まれてこの方、ずっと誰かに身の回りの世話を任せきりで生活のためにしなくてはならない必要なことを自分でやらずに来てしまいました。

独身の頃は母に何もかもやってもらい、結婚後は妻がその代わりを完全に引き継ぐことになったのでほんとに何も出来ませんでした。

子供が生まれて妻がそちらに専念中にはどちかの母にお世話になりましたので、さすがに皿洗いくらいは少しだけやったので食器洗いだけは何とか出来るようになりました。

でも、掃除、洗濯、料理の順にまったく手をつけることがなく未知の領域のまま最近まで来てしまいました。

ところが息子達が社会人になり妻から「もうあなた達の世話は最低限のことしかしてあげないから自分の事は出来るだけ自分でしなさい、そうしないとあの親父さんのようになってしまうわよ!」と申し渡され、彼らは殊勝にもそれを実行し始めたのです。

そうなると親父としては「馬鹿を言え、俺だって自分のことくらいその気になればちゃんと出来るに決まっているだろう!」などと大見得を切ってしまい今さら後には退けません。

そこでこの歳にして親父の家事労働修行がスタートしたわけですが・・・

正直いって最初は途方にくれました、何せ妻とは先のいきさつで冷戦勃発で外交断絶してしまいわからないことが聞けず、かと言って息子達にも偉そうなことを言った手前そんな小学生みたいな質問できません。

ちみなにどんなことがわからなかったかと言うと、洗濯するときに洗剤がいくつかあってどれをどのくらい、洗濯機のどこに入れたら良いのか?とか。

掃除機をかけていたら何かランプが点滅していて吸い込む力が極めて弱くなってどうやらフィルターを変えろとの指示らしいけど、それはいったい全体どうやるんだ?みたいな。

そして最大の難関は料理です、最初のうちはレトルトパックのカレーに白米とか冷凍スパゲッティーなんてものでごまかしていましたがあまりにも食べ過ぎて飽きたし健康にも良くないと思い何とか自分で作るという未知の試練にチャレンジすることに。

もうどのくらいのレベルからスタートかというと、たとえば野菜の切り方とか洗い方がわからない。

皮は以前にシチューを作ったことが一度ありその時に皮を剥く便利なものがあることを知っていたので幸いにもクリア、しかし、その時に切ったジャガイモとか人参を一つずつ丁寧に洗うというお馬鹿まる出しな事をしたのにそれが正しいと思っていました。

だからサラダを作るときにもレタスは一枚ずつ洗ってから千切るからまだ楽ですが、キュウリを細かく切ってその断面をいちいち洗う必要があると思いこみ苦労して、まるで川で砂金を探すような手間をかけてちまちまと洗っていました。

それである時にタマネギを刻んでから、これをすべて表面をキレイに洗うのは至難の業だなと思いネットで調べたりして(あれっ、もしかして野菜は内部までは丁寧に洗う必要ないのか?)と気づいて妻がサラダを作るところを盗み見てようやく悟りました!

ものを知らないにも程があるとはこういうことなんだろうと思いました、以前に仲間のコーチと呑んでいて酔った彼が「俺はテニスは好きだけどテニス馬鹿にはなりたくないよ!」と言うので「俺だってそうさ、それに俺はテニス以外のことだってやるし知っているから大丈夫だよ」なんて話をしたことがありました。

今になって考えるとあの時の自分は間違っていたなと気がつきました、僕はもう正真正銘の立派なテニス以外のことはほとんど知らない「テニス馬鹿」でした、いや「テニス」なんか付けないでただの「馬鹿」だろう :24 ワハハ:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 12:01 | 2件のコメント

内も外もテニス最適シーズン到来

こないだまで足に出来たしこりのことが気になってテニスに集中できていなかったなと気づきました。

足の懸念がなくなった今はまたボールを打つことに意識がきちんと向けられている感じで、打球する時間が長く感じられるようになりました。

それだけここのところその大事な瞬間を疎かにしていたということで、おそらく打つときにどうしても足を使うのでその度に親指が痛みそれが気になって注意三昧な状態だつたのだろうと推測できます。

ストロークでもボレーでもそしてサービスも、すべて気持ちがそのボールとのコンタクトに的確に向けられている感じが久しぶりに爽快です。

しかし、よく考えてみるともう一つそんな風に頭がすっきりとモヤが晴れたような気がするのはやっと花粉症が治まってきた所為なのかも知れません。

もうあまり鼻水は出ませんし目の痒みはまったく消えました、ただ檜花粉はまだ少し飛んでいるようでその影響なのか咳が少し出ることはありますが概ね終息してくれたように思えます。

足の痛みも心配もなくなり花粉症も治り、これからとても良い季節となりますからしばらく爽やかで楽しいテニスの日々をじっくり噛みしめるように過ごしたいと考えています。

もうすぐ始まるゴールデンウィークにテニスする方も多いことでしょう、今日のような気持ちの良い青空の連休になってくれると良いですね!

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 14:50 | コメントをどうぞ

二度目の天国からの伝言

数ヶ月くらい前から右足の親指の内側にしこりが出来てテニスするときにそこがかなり痛くなることがあり気にしていました。

でも過去にもタコとか魚の目の類でそんなようなものが出来たことがあったのでそのうちに治ると思って放置していたら、だんだん大きくなってしまい逆に(これは何か悪いものかも知れない)と恐ろしくなってちょっと病院に行くのが躊躇われました。

まぁ元々あまり病院には行きたくない質なのと、二年前に鼻に腫瘍が見つかったトラウマが作用して「もう少し様子を見てみよう」と先延ばしにしてきたわけです。

実は鼻の治療が早期に出来て酷くならずに済んだ理由が、今はもう遠いところに行ってしまった古い友達の幻が導いてくれたとしか思えないというものだったのです。

それで今回もその同じ友達が今度は夢にはっきりと現れて「早く病院に行け」と諭してくれたのがきっかけでついに決意して今日の午後に治療を受けてきました。

結果は普通よく出来る角質化したタコの下に腫瘍が出来ていると診断され、すぐに手術を受けてその腫瘍を摘出してもらいました。

そして幸いにもその腫瘍は良性でまったく問題はないとのことでホントに安心しました。

ただ、それはあまり長く放置しておくと癌化する恐れがあるもので早く取り除いた方が安心だというものだったのです。

もしかしたらその友達が夢枕に現れなかったらこのままずっと放置しておいたかも知れず、またしても危ういところを助けられたのだなと感じました。

これでまたしばらくすれば元気に走り回ることが出来るので、そのスポーツが大好きだった友達の分まで存分にコートを駆けめぐるのが精一杯の供養になるかなと思います。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 00:17 | コメントをどうぞ

混沌とした新年度クラス

新学期が始まり二週間くらいが経過しましたが、そろそろ新しい学校や友達に慣れて楽しい毎日になっているという学生の皆さんも多いと思います。

テニススクールでも小学校クラスから中高生のジュニアクラスに新しく入ってくる生徒達を迎えることになります。

その時に、以前から在籍していたかつては同じように新入生としてドキドキしながらプレーしていたのに今はすっかり上達した上級生の子たちと新しい未だ上手くボールを打てない子供達が混在することになります。

そしてその新入生のなかには小学校クラスでかなり練習を積んで、場合にはよっては元々いた上級生を凌ぐ腕前の子もいたりしますからこの時期の状態は正直いって担当コーチとしてはいささか困ります。

まるで打てない子から思い切りハードヒットして的にバンバンと当ててしまうような猛者までを、みんなが満足して帰れるようにレッスンしなくてはならないから大変です。

上達した子たちにはとっくに上のレベルに行かれるように判定を出してあるのですが、みんなが揃って上手くなってくれるので本来は初級レベルですがいつの間にか中級以上の練習をするようになってそれで皆は満足してクラス変更をしないわけです。

でも新しい初心者の子供達が入ってくるとすべての練習でそんなレベルアップされた内容では出来ませんから、時には上達した彼らには退屈な基本練習もやることになりそれによって自分のレベルがそのクラスとは乖離していると気がついて上のクラスへと自主的に移動していくものです。

長い子だとみっちり3年近くレッスンしてきたので、週に一度とはいえ自分のクラスから卒業していく彼らを見送るのはちょっと一抹の淋しさを禁じ得ません。

しかし、次の新しい子たちの為に気持ちを入れ替えてまた出来ることなら全員を揃ってレベルアップさせてあげたいと考えてそちらに集中していくことにします。

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 19:52 | コメントをどうぞ

達人、ラケットを選ばず

自分の使い慣れたラケットと全く触ったこともないラケットを二つ打ち較べたとしたら、簡単なボールを試しに打つ程度だと時には未知のラケットが良いと感じることもあり得ます。

しかし、それがゲームをする時という場合にはまた事情は違ってくるもので、ポイントがかかっている状況で精度の高い威力のあるショットを打とうとするとやはり使い慣れたマイラケットでなければ安心してプレーは出来ないものです。

以前にトーナメントへ行くときにあろう事か、うっかりラケットを1本もバッグに入れずに出かけてしまい会場で見つけた友達から借りたラケットでプレーしたことがありますが、結果は散々でした。

ここぞと言うときに思いきって打っていくこが出来ないし、仮に打ったとしてもいつもとまるで違うラケット性能に適応できずアウトするか逆に短くなり過ぎたりコントロールが思うように出来ませんでした。

これは実際ほんとうにそういうテクニカル的な問題もあるのでしょうが、主にメンタルでいつもと違うラケットでは上手くいかないと消極的な思考に陥ることが多分に影響していると思います。

なぜなら別の時にトーナメントではありませんでしたが、仲間との練習試合をした時に僕と同じラケットのフェースサイズもストリングも違う別のコーチのラケットを間違って手にしてプレーしたことがあり、その時は自分のラケットだとすっかり思いこんで戦ったらほとんどいつもと同じように出来てしまったからです。

ただし、テクニカル的に微妙な違いが出やすいドロップショットとかアングルボレーを打っているときには「あれっ、今のは絶対に上手く打てたはずなのに・・・」と感じることはありました。

でもいつもその相手と戦った時とほぼ同スコアの試合結果から見て、ラケットが違ってもそんなにパフォーマンスに大きな影響が出来ることはなさそうだと思えます。

実際にどんなラケットを使おうと全くいつもと同じ素晴らしいボールを打ちまくってプレーする達人がいることも知っています。

コーチ数人でポイント練習をしていたときに、そんな達人コーチが入って4~5人がかりでその彼に立ち向かって交代で挑みましたが全員が返り討ちに遭い全滅!

その時に達人氏が使っていたラケットは彼によると「このラケット、初めて使ったんだけどなかなか弾きが良くていいね!」とこともなげに言い放ち、それを聞いた我々は「えー、お試しラケットで俺たちはあれだけやられちゃったということなのか?!」とため息まじりで思わず呟きました :36 冷や汗:

「弘法、筆を選ばず」の故事そのものです。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 15:09 | コメントをどうぞ

旅立ちの春か、安泰の深緑か

昨年からしばらく改装工事のために使えなかったレンタルコートが昨月から新装オープンとなり、僕は先週にその綺麗になったコートでプレーしました。

以前はハードコートでしたがついに砂入り人工芝になり、周りのフェンスやベンチを始めとして何もかも一新され鬱蒼と茂る樹木に囲まれたそのコートはとても気持ちの良い空間として生まれ変わりました。

そして昨日はレッスン用のボールを入れ替えてすべてニューボールでしたので、新しいコートで新しいボールを打っていると実に清々しい気持ちになりました。

なんでもかんでも、ただ新しければ良いと言うものではありませんがやはり新鮮なものには快適さを強く感じるのは否めません。

新緑、新芽の春に新学期、新年度を迎える初々しい新入生に新人の姿も晴れ晴れとして観る者の気持ちもリフレッシュされるようです。

そんな新たな気持ちで思うことは、もはや中高年となった自分自身の姿形を新鮮なものに戻すことなど絶対に叶わないことだけど、なにか新しいことを始めるもしくは考えることは十分に可能なのだと言うことです。

と言うことで、さて何を新しく始めるかな?

40代後半までは「苔むさぬ転がり続ける石、ローリングストーン」のごとく、ほんとにいろいろな場所に出没してたくさんの人々から薫陶を受けるような連続でした。

それがこのところもうずっと良く言えば「安定している」、違う言い方をするならば「停滞している」と思います。

それは若い頃のような柔軟性とチャレンジ精神が低下しているからなのでしょう。

まぁ環境を変えなければ新しいことが出来ないとは限りませんが、新たな出会いを求めるという事を考えると思い切って知らない所へ飛び込んでいくことが必要なのは間違いないです。

そこで活躍できるように新しい努力や工夫をする営み、それに対する欲求と躊躇する気持ちの葛藤にいささか悩むこの春ですが、留まることと背中を押してくれるきっかけを天秤にかけてみると・・・それがとっても微妙なバランスで揺れ動いています :09 カンタン:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 12:59 | コメントをどうぞ