【試合の勝敗】

【試合の勝敗】

同じ大会の中の試合であれば、基本的に、差がないはずのに、(むしろ勝っている様に見える方が負けていることが多い)
勝ち負けの差が出るのは、何故だろう。

ポイント取得は、大きく分けて「技術的・物理的ミス」「考え方のミス」二種類になる。

普通の大会や試合の場合、技術的にはほぼ同じレベルが出場するので、「技術的・物理的ミス」で勝敗が決定するのではなく、

ほとんどの場合が「考え方のミス」で勝敗が決まる。

ほとんど、勝負の差は、心の差、思考の差と言える。

この「考え方の向上」こそが、テニスが強くなるための一番大切なところだと、たくさんの試合を見ていると、つくずく感じる。

○ 技術的・物理的ミス → スピードについていけない、ボールに届かない、フォームや打点が悪い等々 ⇒ 単純ミス

(対策)正しい練習をする
(目標)「心技体」のうちの「技術と体力」を理想的なスタイルを追求し、身に付ける。

試合での技術的・物理的ミスは、軌道修正できる範囲外であれば、しょうがない部分となる。

問題とするは、心、考え方のミスだ。

● 考え方のミス
・ セレクションミス → ショットの選択肢を間違える、ポジションを間違える等 ⇒ 考え方の間違い、理解していない
(対策)他人の意見を聞きいれる、試合をビデオ等で振り返る、知識見聞を広める、客観的に自分を見て分析する。テニスや日常生活での状況判断。
(目標)早く正確な判断。

・メンタルミス → ポイントでのびびりや、勇気、 ⇒ 理解しているが、実行できない、実行しない
(対策)メンタルトレーニング、ルーティンワークの実施。テニスや日常生活での鍛錬。
(目標)ゆらがない、強い心。

これも、自分の試合後、信頼できるコーチに聞いたり、ビデオを見たりして、試合を分析すると課題がはっきりと分るので、そこを練習で意識強化していこう。


カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 00:45 | コメントをどうぞ