【マイケル・チャン評】
何と言っても、本当にテニスをよく知っている。
身長があれば、№1になっていた選手。
現役時代の後半に、ラケットを長くするとか、ネットプレー、ライジング、タッチ系ショットを取り入れる等、
戦略や戦法的にも、あらゆることにトライし、カウンター系ベースラインプレーヤーから、オールラウンドプレースタイルに変化しようとした選手。
残念ながら、そのトライが自分には、間に合わなかったが、今、こうして錦織選手に生かされているのだと思う。
彼が高校時代に、フレンチオープン決勝で当時格上だったあの王者レンドルを、足を攣りながら、心理戦やあらゆる戦術を駆使して倒し、優勝した名試合が忘れられない。
名コーチへの仲間入りですね。