そして、1人静かに大きく深呼吸をする。
そう、六助は、このボストンバッグの中に直美の洗濯物が入っている情報を、あの日記帳から得ていたのであるdermes激光脫毛
。
日記帳の最初のページに書いてあった『お母さん、いつも直美の下着を洗濯してくれてありがとう。今日もお願いします』という一言を目にした時点で、六助はそのボストンバッグの中身に激しい期待感を膨らませていたのだ。
ふいに天井を見上げた六助は、ウキキキキっ!と、なぜかチンパンジーのような仕草を見せては喜び、いきなりガバッ!と立ち上がるとボストンバッグを部屋の奥へと運んだ。
部屋のど真ん中に敷きっぱなしの、寿司酢の香りが染み込んだ煎餅布団に腰を下ろす。この酸っぱい布団は、2日間だけ働いた回転寿司チェーンの寮から盗んできたものだ。
そんな酸っぱい布団の上でパックリと口を開いているボストンバッグの中からはdermes 脫毛
、無造作に衣類が詰め込められているビニール袋が少しだけ顔を出していた。
そのビニール袋を恐る恐る指でつまみ上げた六助は、天井の照明にそれを照らしては中を観察する。照明に照らされた透明のビニール袋の中には、淡いブルーや薄いピンクの布がストッキングと一緒に丸まって詰め込められており、それを目の当たりにした六助は、おもわず「おぉぉぉ・・・・」と感動に近い唸りを上げた。
まさか染みパンが手に入るとはなぁ・・・と、手を震わせながらビニール袋を開ける六助。
彼が染みパンを最後に手にしたのはかれこれ半年前、深夜の「のぞき」に出向いた公園のdermes激光脫毛
、公衆便所の便器の横に捨ててあった花柄パンツを偶然拾った時以来だった。
その誰のものかも知れない花柄パンツをこっそり部屋に持ち帰り、花柄パンツのクロッチにビッシリとシミ付いていた激臭な黄色いオリモノを何の躊躇いもなく舐めまくってはペニスに擦り付けた六助は、次の朝、チンコの先から紫色の膿が出ていてとんでもなく驚いたが、しかしパンツの快楽は六助をどっぷりと虜にした。
それからというもの、下着泥棒と化した六助は静まり返った深夜の街を徘徊するのだが、しかし、バルコニーに干したままのパンティーは全て洗濯済みの物ばかりで、干してあるソレらにはあの公園で拾ったパンツのような体臭は微塵も感じられなかった。
下着泥棒は、「泥棒」というリスクを背負うワリにはリターンが少なく、そんな理由から、次第に深夜の下着泥棒から遠離っていった六助だったが、しかし、まさかこんな所で、若い女の使用済み下着が手に入るとは夢にも思っていなかった六助は、激しい興奮に包まれながらも、固く縛られているビニールの結び目をゆっくり嬉しそうに解いたのであった。
ブツっと解れた結び目に、ドキドキと心臓を踊らせる六助は、お約束通り、まずはそのビニール袋を口にあて、まるでシンナー遊びをするかのようにビニール袋の中をスーハースーハーと吸い始めた。
ビニール袋の中から漂う香りに、女の子らしさを感じさせるような香りは一切無かった。
若い女の子ならば、下着から少しばかりの香水の香りが漂ってきても不思議ではないはずなのに、しかしその下着類からは香水らしき香りは全く感じられなかった。
それどころか、そこからほんのりと漂って来るのは「汗」の匂いなのである。