「サポーターの成長と選手の成長」

「サポーターの成長と選手の成長」

球技といわれるスポーツの特性上、観戦しているとボールの行方に対して一喜一憂することが楽しみ方の一つです。
サポーターが成熟していないスポーツは少なからずボールの結果のみで選手の力を計る傾向があります。

サッカーで例えてみると、Jリーグ発足以前はサポーターも疎らで、観る側も得点のみで結果を楽しむ傾向がありました。それがJリーグ発足に伴いサポーターの目も肥え、小学生も戦術やボジショニング等を熱く語るように急速に発達しました。

テニスで考えると、まだまだサッカーに比べればボールの結果や速さ等だけがフォーカスされ、戦術やポジショニング、トータルしたマネージメントにまで評価できるサポーターは少ないとも言えます。
勿論、観ることの取っ掛かりとして分かりやすいところから楽しむことは大切です。
どちらが良いというわけでがなく、初心者からコアな全てのサポーターが大切で…あるもの、サポーターが成長するスポーツは間違いなく、業界を盛り上げ、選手を育てるということです。

小学生や中学生が
「昨日の試合観た?」
「あの選手の組み立て良かったね」
「いやいや、あの選手のポジショニングはもっと凄かったよ」
みたいな会話が聞けるような日が来ることを願っています。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 18:58 | コメントをどうぞ

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