月別アーカイブ: 2015年9月

「チャレンジすることに遅いなんて無い!」

「チャレンジすることに遅いなんて無い!」

英才教育が取り上げられる機会も多いですが、「大器晩成」という言葉があるくらい後発でも何があるか分からないのが人生の面白いところでもあります。
子供たちに「英才教育」という意識を植え付けることは、周囲に先発の友人が存在した場合に、自分自身が遅いと意識させてしまう弊害もあると思われます。
スポーツ業界でも一流になる為には英才教育が必要という風潮があり、確かに現実問題として、幼少時に様々な刺激を与えたりすることが身体能力に影響を及ぼすという研究等もされています。

では、人生はそこで決まってしまうのか?
そんなことはないはずです。
子供たちにそんな先入観を持たせてしまうことのほうが問題ではないのでしょうか?

「チャレンジ精神」
言葉にすれば、一言ですが、本当に深い意味を持っています。
新しい環境に飛び込んだり、経験の無いスポーツを取り組んでみたり、等々

早い遅いに関わらず何歳になっても「チャレンジ精神」を失わずに物事に取り組めるような姿勢を持つことのほうが大切ではないでしょうか?
大人のほうが、「遅いから」という理由で二の足を踏んでしまうことが多数あるように感じます。
テニスにおいても、社会人になってからベテラン全日本を目指したり、選手経験が無くてもテニス業界に一石を投じるような働きかけをしてみたりと様々なことができます。
もしかしたら、中学校や高校・大学の部活から始めたテニスでグランドスラム優勝するような選手が生まれるかもしれません。
古風な考え方ですが、大人だからこそ様々な物事にチャレンジし、背中で語るような行いで、子供たちの手本でありたいですね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 18:11 | コメントをどうぞ

「スポーツは大抵、軽い気持ちで始める」

「スポーツは大抵、軽い気持ちで始める」

どのスポーツを始めるにしても動機というものは、子供大人関わらず、大したものではないはずです。
「少し面白そうだから・・・」
くらいなものです。…
子供であれば、気乗りはしないものの
「どうしても両親が薦めるから一度くらいは・・・」
という場合も多々あるものです。

もちろん、中学校へ進学した際も、部活への入部動機は小学生時代の経験者とは別に、未経験者は「友人と一緒に」や「ちょっと興味があるから」程度です。
これは当然の心理です。
そこから継続していくに従って、人間関係やスポーツ自体の楽しみを知っていくものです。
この比較的「軽い気持ち」で始められる環境というものが、中学部活動の良さの一つです。

「軽い気持ち」という表現に誤解を招いてしまうことが危惧されますが、決して熱意が無くて良い等の意味合いではないことをご理解頂ければ幸いです。
ただ、そのスポーツをやったことも無いのに関わらず、熱意を持って取り組まなければならないということも現実的ではないと思います。
徐々に環境に慣れ、技術や意欲を育んでものなはずです。

どうしても競技志向になり過ぎると根本を忘れがちになり、上昇思考は大切なもののバランスが悪くなり、間口が狭くなってしまう傾向もあります。
様々な経験を積み重ねて欲しい中学時代だからこそ、硬式テニスを経験出来る環境を増やしていきたいですね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:19 | コメントをどうぞ