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「良いと分かっていても出来ないことはたくさんある」

「良いと分かっていても出来ないことはたくさんある」

技術書から自己啓発に至るまで様々な書籍や理論があります。
話を聞いたり、書籍を読めば、もちろん納得することも多く、勉強になるものです。
とはいえ、自身が本当に実行できているかというとなかなか理論通りにいかないものです。…
ジュニア育成でも同様に、指導者やコーチからのアドバイスに対して実行されるかどうかは、100%ではないはずです。

アドバイスというものは聞き入れて尚且つ念頭に置きながら行動することによって初めて効果があるものです。
いかにインプットするかが第一段階で、当たり前ですが第二段階でアウトプットとなります。

大人でも自己啓発系の本を読めば、納得したり関心することも多々あります。
しかもその時には「やってみよう」等の前向きな感想を持つこともあります。
ただ、日常生活になった時に、ふと忘れてしまったり、月日が経てばその本自体のタイトルさえも思い出せないようなこともあります。
それだけどんなに簡単な事でも、アウトプットすることは難しいこととも言えます。

テニスのアドバイスも、聞いている時は納得していても、いざコートに立ちボールを追い駆けるとスッカリ忘れてしまうことも多いのではないでしょうか?
自分で「今日はここを気を付けよう」と思っていても、1時間後にはスッカリということもシバシバ。
それだけ時間と行動には、思考を停滞させたり忘却させることがあります。

仕方の無いことではあるものの、そのような構造を自覚しているかどうかということは大きな差があると思います。
自覚していれば、思う出そうと努めることを習慣化することができます。
「何か忘れてないか?」
と自身に問いかけてみませんか?
例え思い出せなくても、身体を動かしている時に思考を巡らせる習慣を身に付けられれば大きな躍進に繋がることもかるかもしれません。

アドバイスする側もされる側も気をつけたいポイントですね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 15:19 | コメントをどうぞ