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「自主性の真意と気づかせる重要性」

「自主性の真意と気づかせる重要性」

意外と指導者からのアドバイス内容は、特段特別なものでは無く、少し考えれば自分で気づくような指摘も多いものです。
大人でも、自分で気づく内容をアドバイスされ、更に上乗せするような形で新しいアドバイスを受けると飽和状態になることさえあります。
分厚い本を目の前に、読む気が挫かれる経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?…
1~100までアドバイスすることより、1~70まで自身で気づき、足りない30をアドバイスするような関係性が作れれば理想とも言えます。

仮にどんなに5名1面90分の少人数スクールであったとしても、単純計算で、1名当たり18分コーチと接することができます。
ゲーム形式や全体に対してアドバイスすることもあるので、あくまで単純計算です。
しかし、残りの約70分をいかに有効活用できるかということが重要なことは明らかです。

大人でも、週一スクールで、サークルや仲間内でテニスする時間のほうが多いこともあると思います。
部活動なら、指導者がいても、マンツーマンで見ることができる時間はわずかであり、自分自身で練習する機会のほうが多いものです。
逆にどんなに名コーチでも1~100までアドバイスすることは不可能とも言えます。

「自主性」というありきたりな言葉がありますが、その真意は、ただ指導者がいない時間に練習をすることではなく、「自身で考え、意識して練習」することではないでしょうか?
理想論かもしれませんが、少しずつでも理解してもらえるように努めていきたいですね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 15:20 | コメントをどうぞ