自分の力で

 先週娘のマラソン大会があった。
男女2グループずつに分けて後でタイムで総合順位が発表される形。

まだ小1だからみんなスタートしたら猛烈にダッシュして行き、後でたれてしまうという展開でした。

だけど2分台でいける距離なので女子のグループはそのまま逃げ切ってしまうパターンでしたが、明らかにスピードはなくなってしまい根性の勝負。

そんな感じを予想していたので、娘に「最初飛ばし過ぎちゃだめだよ。後ろで我慢して力をためて後で一気に抜きに行くんだよ。」とアドバイス。

娘はダッシュしていった集団について行かずいい感じでした。

溜めて溜めて…いけ!そろそろだぞ!!

うーん、いかないなぁ…
ラストスパートだ!ダッシュだいけー!

行かないな〜…

溜めたままきれいに走ってゴール!
きっちり後ろの方でした…。

教えてきたきれいなフォームのまま周りの子達のようながむしゃらさのかけらも見せずに爽やかにゴールしてったぁー

悔しい!
もっとやれたよ!全然力出し切ってないじゃないか!

もどかしかった!でもきれいに走った!なんとも言えない気持ちだった!

本人日記に「わたしはマラソンたいかいをぜんりょくではしりました。」と書いていた。

ビミョーだけどかわいくて笑ってしまいました。

運動会など何もない保育園で育ったので良くも悪くもがっついてないんですね。

なんか悔しいけど全然頑張ってないじゃないか!なんてことは言いませんでした。

「パパの言うこと聞いたんだよな?偉いぞ。きれいな走り方でよく頑張ったよ!」と言っておきました。
競争心が芽生えたら自分から負けたくないと言うでしょうね。
それまで待とうと思います。
今度は余計な事は言わず、自分の力で出し切って欲しいです。

自分の力でと言えば生徒たちも同じかもしれません。

試合すれば相手は千差万別、コーチがこうやってプレーした方がいいなんてものは少ししか役に立ちません。
自分で考えてプレーしなければならないのです。
言葉は悪いがバカでは勝てるようにならない。
頭使って対処しなくてはならないのに、コーチがこう言ってたとか誰々にこう言われたとかそんなんばっかりな方達も多いです。
大人なのにそれを言ったら明らかにルーザーでしょうという発言も出ます。

色んな相手と戦えるように技術と経験を積んでいかなきゃ。

自分の持ってる良いところがあってそれを生かすようにアドバイスしても、なんでそんなプレーになっちゃうんだともどかしいことがよくある。

なんとか生徒達がいい方向に向かうように訴えても変わらない場合もあってほんとに難しいです。

頑張るしかないな。
全部の練習見れれば徹底できるけど普段みんながどんなプレーしてるかなんて本当の所はわからないのです。
大型予想はつくけど。

とにかく全力で教えるだけかな。


カテゴリー: 日記 | 投稿者けんぱ 01:29 | コメントをどうぞ

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