ボレーはスウィングする

コーチ研修会で皆さんの質問を聞いてびっくりした

「テイクバックなしに、当てて、それから、全身の動きで運ぶ」

と思っている人の多いこと。

 

当てて、運ぶなんて、感覚的にはあるかもしれないが、物理的にはあり得ない

上級者は

小さなスウィングをしているのに

自分は振っていないと思っている人が多いのかも

 

後半部分にしても

ボールは

当てたら、1000分の5秒後くらいには、ラケットを離れてしまう

運びようがないと思うが

 

ボレーはスライスショットのノーバウンド版

もちろんスウィングが必要

それなりのテイクバックで、それなりの勢いをつけるのだ

 

ボールを斜め上からカットするわけだから

打点よりも高めに引く

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そこから切り下し

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少し上向きの面でとらえる

ここから前に運ぶというより

スウィング自体は、ジンワリト止めた方がいい

強く止めるのか? わわらかくか? は打ちたい打球次第だが

止めずに振り切れば

とんでもなく飛んでしまう。

 

そして手首を固定し内旋も外旋もしないで打つためには

こんなスウィング

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腕とラケットを一体にして振る

手首から先、ラケットの先を振ってしまわない方がコントロールが効く。

 

それと

スウィングが必要というと

振り切らねば、と思う人も多いよう

 

スウィングには速いのもゆっくりのもあるし

大きめも、 小さめもある

ボレーのスウィングは

ストロークに比べれば

小さめのスウィングだし

ゆっくりのスウィングだし

振り切らないスウィングなのだ。  テニス

 

 


カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 18:46 | コメントは受け付けていません。