カテゴリー別アーカイブ: 年寄りのひとりごと

隣のコートがうまく打てないと

今日は日曜日

午前中は下川井テニスクラブでの一般クラスレッスン

実は

レッスン中、隣のコートでは会員さんたちが練習している

隣のコートでうまく打てていないと気になってしょうがない。

 

ワイパーショットをどう打つかの話が聞こえてくる。

振り切る方向の話みたいだ

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だけど

入り口があっての出口

身体の左に振り抜くためには

もっと右側から

アウトサイドインで入ってこなければ

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それともう一つ

高い打点だと

ラケット面が上を向きやすい

それではアウトしてしまう

面が上向きにひっくりかえらぬよう

面をしっかりさせ (グリップをしっかりして)

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打たなくてはならない

 

今度、レッスンと重ならない時にアドバイスしておこうと思う。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 16:34 | コメントは受け付けていません。

回転量がすごい

とにかく

向こうのコートのライン内に

ボールを納め続けなくてはならない。

それは

初心者にとってもプロにとっても同じこと。

 

だからプロ

特に男子プロのフォアハンドは

トップスピンの回転量がすごい。

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もちろん

スウィングスピードも

とてつもなく速いので

回転量を減らしたら

アマチュア以上に遠くまで飛ぶことは間違いない。

それがベースラインより向こうでは

どうにもならない。

 

だから

 

ほぼ全員のプロが

ヘビートップスピンが中心

その中に時々

ウルトラヘビートップスピンが混ざっている

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という風に考えるべきだと思う。

 

プロのトップスピン量は半端じゃない

真似をしたければ

アマチュアもジュニアも

スピン量をもっと増やすべきだ。

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そしてすごい勢いのフィニッシュ

 

相手を吹っ飛ばす猛烈スウィングで

スピンでロスしたスピードを補う。

 

足りない分はもっと練習やトレーニングで補う。

 

足りないエネルギーや筋肉は

いっぱい飯を食って補給しなければならないのだ。

 

フラットにすればスピードが出るのに

なんて言っている余裕はないのだ。    テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:29 | コメントは受け付けていません。

未完の大器

ジュニア選手のお父さんが

時折、お子さんにアドバイスというか

叱り飛ばしたりしているのを見かける。

 

「ちゃんと振り切れなくてどうする、ミスを恐れず振り抜け」

1603nisikori finis

子供は負けたくないので

エラーを恐れ

振りきれなくなっている。

 

将来、プロになることまで考えれば

ジュニアの試合で

びゅんびゅんと小気味よく振りきれるようでなくては

将来がない。

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ほんとにそうだろうか?

 

テニスというのは

ラインの外に打ってしまったら

一瞬にしてアウト

アウトしない範囲で

どれだけ相手をやっつけられるかというのが肝。

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アウトを気にしないで打てるような

無神経な奴が

いつか、アウトが収まってきて、勝てるようになるスポーツではない。

 

チャンピオンになるやつは

初心者の時から勝っている。

勝ち方を知っている。

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その場、その時の自分のレベルや調子で

簡単にはアウトしないテニスを選択できることが

一番最初に持っていなくてはならない才能なのだ。

 

初級者のころ

情けないボールをつなぎながらも

何とか勝っているのが

「未完の大器」

 

プロ並みのフルスウィングをして

いつか入るようになればプロ

と、思ってばかりいると

一生

「未完の大器」 鴨。  テニス

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 15:36 | コメントは受け付けていません。

ワンバウンドは普通?

テニスに慣れている我々は

普通のボールは

向こうから跳んできて

コート上でワンバウンドしたもの。

 

だからこれが一番

打球しやすいボールだと思っている。

 

でも、本当は

ワンバウンドしたボールが

一番慣れているだけ。

 

いっぱい打って慣れているわけだから

テニスマンにとっては

ワンバウンドのボールが一番

捕えやすいボール、

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なぜ、とらえやすいのかというと

慣れているので

どのタイミングにどこまで来るか

完璧に予測がついているから

そして、その予測通りの場所に打てば

当然のように

ジャストミートなのだ。

 

じゃあ

今日初めてテニスをする初心者にとってはどうだろう?

 

初心者はどこにボールが来るかわからない

結論を先に言っちゃうと

ワンバウンドだと予測ができない

ツーバウンド、スリーバウンドした方が

わかりやすくとらえやすいのだ。

 

初心者

特に小さな子供にとっては

3回くらい弾ませて導入して見ると

うまく入りやすい。

 

もし疑問であれば

コートサーフェスが変わった時の

自身の対応を思い出してみるといい。

 

思った通りのイメージでボールが飛んでくるまでに

かなりの本数が必要になったりしていないだろうか。

 

ワンバウンドは

テニスマン以外の人には阿武野丸なのだ。

いや、アブノーマルなの鴨。  テニス

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 18:41 | コメントは受け付けていません。

引きが定着してきた

このあいだの土曜日

うちのクラブ、松原テニスクラブ印西

会員さんたちといっぱいダブルスをした。

 

試合後には

ちょっとしたアドバイスをしたりするのだが

それが役に立っているのを見るのが

また、次の楽しみになっている。

 

最初の話は

若手女性会員、Kさんのフォアハンドのテイクバック

面が上を向いてしまうので

凹型の振り子テイクバックした方がいいよと

アドバイスしたことがあった。

 

この方と久しぶりに対戦

こちらから

かなり強く

打てども打てども

しっかりと打ち返してくる

というより

あちらの方が明らかに攻めている。

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(この人は違う人)

男女差はあるが

若さの差で帳消し

それと女性のボールは回転が少なく

ベースライン際まで深く来る。

 

いやはや

とっても嬉しい、ハードヒット合戦、打ち負けの一戦だった。

もちろん、しっかり褒めて

女性の回転の少なさにやられた言い訳もしっかりしておいた。

 

もう一人は男性若手会員のYさん

もともと、うちで一番の実力者

だが

なぜかフォアハンドは苦手

(もちろんテイクバックのせいで)

といっても、そのフォア、かなりなものなのだが。

本人もフォアは

あまりコントロール感がないといっていた。

この人にも、先ほどの、Kさんへと同じアドバイスをして

納得してもらったのが、昨年秋。

 

あまりにも元気ですごいので

ふだんは対戦がない。

たまたま相手できる人材が不足していたので

私が穴埋めに入ってダブルス。

 

途中

アドコートのリターンで

フォアハンドを引っ張り

ネットマンの私のサイドを抜きに来た。

ちょっと振り遅れ (向こうが)

ボールは

私の右わき腹をこするように右ひじの内側を抜けていった

私も、とっさに反応して

フォアボレーに行ったのだが

既にボールは行方不明になっていた。

もしもフォアボレーに行かなければ

病院行きだったかもしれない。

 

打球はスピンもしっかりかかり

ベースライン内にしっかり入っていたそうだ

私は脇の下の風しか見ていない。

 

テイクバックが安定すると

こんな風にフルスウィングができる。

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クラブの若者レベルが着実に上がっている。

自分の反応が追いつかないのは

少し寂しいのだが

それはそれ

テニスの先輩として

コーチとして

クラブの親玉として

フォアハンドにうるさい松原さんとして

とっても嬉しい収穫の一日だった。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 15:38 | 1件のコメント

ランクルFJ60

先日

ためにならないブログを見ていたら

ランドクルーザーの60(ロクマル)というのが登場した

懐かしがっていたら

5月5日はランクルの日だったようで

うちの、東戸塚松原テニススクールにも、60が来場

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この日はジュニアの試合イベント

参加者のお父さんの愛車だ。

 

実はこの丸目のランクルはFJ60といって

私が20年ほど前に乗っていたのとほぼ同じ仕様

ガソリン、4000CCのマニュアルミッション車

犬1匹、猫2匹を含む家族とともに

荷物を積んで、よくキャンプに行っていたころの愛車だ。

 

うちのオクサンは

ランクル1杯の幸せといっていた。

 

写真は撮っていないが

バックドアは観音開き

1ナンバーの普通貨物車

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20年前の、うちの大古車に比べて格段にキレイ

大切にされているようだ。

もう、ただ、タダ、懐かしい

大きな室内に必要最低限の装備

逆になんでも好きなようにいじれる

最高のおもちゃ

 

もっとも

小学生のお子さんは

窓を開けるのに

手をクルクルするのが大変と言っていたが ・・・

 

そうそう

うちの場合は

この前の黄色いスカイラインも

手をクルクルする、窓仕様

車というものはこうゆうものだと思っていた時代だったが

 

こうゆう

シンプルなクルマが

またまた、マタ、ほしくなってしまった。  車 (RV)

 

 

 

カテゴリー: くるま, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:14 | コメントは受け付けていません。

むかしむかし北国では

若いころ

といっても石器時代ほどではない

ラケットはすでに木の時代になっていた。

その頃

遠い蝦夷地に住んでいた私には

一流選手のプレーを見るチャンスがめったになかった。

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このころ楽しみにしていたのは

国体への出場

 

高校生で参加しても

一般の試合を見ることができる。

当時の北海道は

弱い地域だったので

高校生の自分の試合は

早めに終わってしまう。

 

その後は他の試合の観戦になる。

国体には、関東や関西の県から

日本のトップクラスがたくさん出場している。

もちろんジュニアではなく

一般のトップクラス

これを

残りの日程中、見つめ続ける。

 

この後、地元に帰るのだが

帰ってからのプレーが素晴らしい。

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なんせ

なりきっている

自分が一流なのだ。

 

残念ながら

当時、国体は秋の終わりごろ

この後

蝦夷地は雪に覆われる。  雪

 

春の雪解け後

半年前に、一流になりきっていた私は

どこかに行ってしまったようだ。  スキー

 

 

さて

昔話はともかく

この、なりきることはとても重要

特にボールの飛んでくる感じとか

打球する臨場感とか

そして

身のこなし。

 

テレビでは難しい

有明コロシアムでも

A席、B席ではちょっと心もとない。

なるべく

選手のすぐそばで

選手と同じ方向を見て

すぐ後ろで感じ取りたいのだ。

 

そして

イメージが薄れないうちに

しっかり練習するしかない。  テニス

 

 

 

カテゴリー: ジュニア, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:00 | コメントは受け付けていません。

スジガネ君の独り言

素晴らしいフォームで

しかも、すごい勢いで振れば素晴らしいボールが打てるはず。

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だから、いいフォームを身に着けるため、懸命に素振りをしたりする。

私、スジガネ君が誕生したのもそのため。

スジガネ君は手首をこねたりできないので

いいフォームでしかスウィングすることができないからだ。

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スジガネ君はそんなわけでいいフォームで完璧なショットを打てるわけだが

実はちょっとした秘密があり、ズルをしている。

それを今日は告白しなければならない。 そのズルというのは

「ボールは絶対にラケット面に向かって正確に飛んでくる」

ということに決めてある。

それが前提になっていることなのだ。

完璧打球の十分条件、正確なヒットと完璧なフォームの2つ。

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だが、スジガネ君には正確なヒットの能力が実はないということを告白しておく。

さて、この正確なヒットだが、2つの要素がある。

1つ目はそのコース、そして2つ目はそのタイミングだ。

コースの要素は3次元、タテ、ヨコ、タカサ

+タイミングとしてのジカンだから

4次元の軌道計算が完璧にできないと正確なヒットにはならないはず。

そんな正確なヒットを何とかするために考えられたのが

「ボールをよく見る」こと。

だが、文字通りボールをしっかり見て追尾し続けたら

軌道修正を永久にし続け無くてはならない。

しょっちゅう修正で、あげく最後は小手先で合して何とかする。

実はこれ、初級者の打ち方。

実際に最後に小手先を動かして合わせてみる真似をすると

ちゃんと初心者っぽいフォームが再現できるから

コーチの人は悪い例としてマスターしておくべき技術、鴨。   テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 12:32 | 1件のコメント

ごろごろ転がすと吉

いろいろなレッスンや研修会で

何度も説明し

何度もやり直しているのがフォアハンドのテイクバック

打つはずの面で構え

そのまま

腕を外旋させないよう、ひねらないように引く

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ということなのだが

なかなか伝わらない。

 

昨日のトミーテニス塾でやったのは

先月に続き、ゴロゴロ

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これは先月の写真

(今月分はまた後程)

ベースライン上に置いたボールを

下に向けたラケット面で

ネットへ向けて転がすというもの。

 

この後

前の方に

自分でボールを落として

トップスピンでこすりあげ

スピン感覚を作るというコース。

 

こうすると面は下向きにならざるを得ず

弧を描いて凹型にテイクバックせざるを得ず

自然にトップスピンになっている。

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ごろごろ転がしているのを見ると

なんだか暗い感じもするし

教わるほうは

いきなり低レベルに

初心者扱いされた感じかもしれないが

効果は抜群。

 

一目さえ気にしなければ充分試す価値がある。

現代的プロのフォアハンドは

人により、スピン量の多い少ないはあるにせよ

トップスピン的使い方が基本中の基本

 

トップスピンが思ったようにかからない人

安定して打てない人にはぜひお薦め。

こんな単純練習で

一流のトップスピナーへの道が開ける鴨。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 18:49 | 2件のコメント

これフットフォールト

先日

プロのダブルス

テレビ観戦だが、こんな事態に遭遇

ジュースコート、サーブの構えで

ff2

右足のかかとが

センターマークの延長線上にかかっている。

 

これは、「フットフォールト」

打球の瞬間にラインズマンからコールがかかる。

 

こんな場所からのサーブは

アマチュアのダブルスではまずないが

プロで最近多用される

Iフォーメーションでよく登場するようだ。

 

フットフォールトの定義は

サーブで構えた瞬間から、打球がラケット面を離れるまでの間

ベースライン上より前

サイドラインとセンターマークの仮想延長線上の外側

そこを踏むこと。

または、助走付きで打った場合。

 

ちなみに

サイドラインの仮想延長線はラインの外側

センターマークの仮想延長線は内側なので

構えで

ff2

は、×

 

サイドラインだと

ff1

右足の位置

青はいいけど、赤だと×

なのだ。

 

アマチュアはシングルスで気を付けよう。

先日、うちのジュニアの子がやっていた。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス, ジュニア, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:05 | コメントは受け付けていません。