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続・全日本選手権なのに

前回の「全日本選手権なのに」は、ソフトテニスが地上波放送されたのに、テニスが放送されなかったことでした。

そして、その全日本で優勝した、綿貫選手の試合を、せめてユーチューブで見ようと探していたところ、シングルスは見つかりませんでしたが、綿貫選手が兄弟で出たダブルスの準決勝がありました。

そこで、あらためて驚いたことがあります。

全日本選手権の準決勝ダブルスですが、選手4名(ダブルスですから)のうち、サーブのあと、ネットへ詰めている(いわゆるサーブアンドボレー)をしている選手は1人で、他の3人は、そのままベースラインにとどまり、雁行陣で試合を行っていました。そして、ラリーの展開で、相手ボールが短くなると、ネットに詰め、平行陣となっていました。

かくいう私も、最近は、サーブの後、ネットに出ず、ベースラインでラリーして、展開に応じて、ネットへ出ています。

全日本レベルの方の理由はわかりませんが、私の理由は、リターン側がサーバーがネットにいる方が打ちやすいのではないか、そのため、かなり強烈なリターンがきて、ボレーで処理するのが難しいことです。

逆の立場で、私がレシーバーのとき、サーバーがネットへ詰めてくると、そのサーバーがちょうどいい目標になり、サーバーがベースラインにいるときより、いいリターンを返せている気がします。

遠くの目標より、近くの目標の方が、ボールを打ちやすいですが、サーバーがネットにいる方が、ベースラインにいるより、近いので、打ちやすいのかもしれません。

サーバーのサーブ力と、レシーバーのリターン力の力関係によりますが、サーブ後ネットに出ず、雁行陣でいるのも、いい選択かなと思った全日本選手権ダブルスでした。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 18:03 | コメントは受け付けていません。