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昨日行われたロジャーズ・カップ男子シングルス決勝戦、錦織圭選手は世界ランク１位のノヴァーク・ジョコビッチの壁を打ち砕く事は出来ませんでしたね。
色んな意味で、一枚も二枚もジョコビッチの方がうわ手だったかな～って言う印象でした。
マスターズ初優勝はまたしてもお預けとなってしまいましたが、次は日本を代表して戦うリオ・オリンピック。心配された左脇腹も試合を見ている限りは大丈夫そうだし、去年はまさかの初戦敗退を喫したＵＳオープンまで、このまま好調なプレーを続けて欲しいわね。
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ロジャー・フェデラーがリオ・オリンピックを含む今シーズンの全ての大会への出場を止めて、今後は来シーズンへ向けて体を１００パーセントにするための準備期間に当てると言うニュースで、大きく落胆しているのがマルチナ・ヒンギス。
ヒンギスは、リオ・オリンピックではフェデラーと組んでミックスダブルスへ出場する予定になっていて、このペアーは金メダル最有力ペアーに上げられていたのよね。
同時に、ヒンギスのお母さんが指導していてめきめき頭角を表して、昨年の２月には１８歳と１１ヶ月で世界ランク７位を記録したベリンダ・ベンチッチと組んで女子ダブルスにも出場を予定していたヒンギスだけど、ベンチッチも怪我のためにオリンピックの欠場を余儀無くされてしまったから、ヒンギスはダブルショックなのよね。
「オリンピックを本当に楽しみにしていました。そこでロジャーやベリンダと一緒にプレーする事を。でもそれは実現しません。もちろん、とても落胆しています。大会へ出場して試合への事をしながらオリンピックの準備もして、良いスタートが出来るように願っていましたが、仕方のない事になってしまいました。」
ってヒンギスは、先週カナダはモントリオールで行われたロジャーズ・カップ女子大会での会見でオリンピックへの気持ちを語ってました。
シングルスでのオリンピックへの出場は不可能なヒンギス。パートナーがいなければヒンギスのオリンピックへの希望も絶たれてしまうんだけど、どうやらスイス代表として女子シングルスに出場するティメア・バシンスキーがヒンギスと組んで女子ダブルスに出場する意向を示したために、ヒンギスのオリンピックでのプレーは実現する事になったようね。
ただ、バシンスキーと組んで女子ダブルスに当初出場を予定していたヴィクトリヤ・ゴルビッチは、ヒンギスの代わりにオリンピックへの出場の夢は絶たれてしまいました。
そしてスイスは、スタン・ワウリンカが男子シングルスに専念したいとの意向から、ミックスダブルスには出場しない事を表明しているため、ヒンギスのミックスダブルスへの出場も消滅してしまいました。
きっと最後になるだろうフェデラーのオリンピック出場だったけど、ドリーム・ペアーのフェデラー＆ヒンギスは実現する事がなくテニス人生が終わりになりそうね。
