原点回帰

晴れ

 

新年あけましておめでとうございます。

平成28年、昭和91年、大正105年・・・です。

ケアセンターの事業者から頂いたカレンダーにはこんな表記がありました。

中々の気遣いですねー。

 

今年は、

テニスを始めて40年、

コーチ歴が35年、

プロテニス協会に入って30年、

部活が15年目、

そしてこのブログが7年。

色々と節目の年になります。

 

昨年、30年ぶりの高校時の同窓会、直近には小学校時代の仲間たちとも会えることになりました。こちらは小学校卒業以来40年ぶりに会うやつらもいて、とても楽しみ(^^♪

そんな時期なのかなぁ・・・という感じ。

原点回帰、的な。

 

年末のユーミンのドキュメンタリーで、‟瞳を閉じて” と言う曲の生い立ち、そして、主題歌を担当した‟星の王子さま” の作者の地元を訪ねるという番組がありました。

‟瞳を閉じて” は、五島列島にある高校の校歌なのですが、その経緯を辿り、創立記念日にサプライズでユーミンがお邪魔するというもの。

今もなお、その島で愛し続けられている(出港時に流れる)この曲への島民への愛着に涙を隠せないからユーミン、そこから彼女の原点を垣間見ることが出来ました。

星の王子さまの、‟大切なものは目に見えないんだよ” という問いかけに対し、ユーミンは、‟やさしさにつつまれたなら” と言う楽曲の中で、‟目に映るすべてのものがメッセージ” と・・・真逆とも思える歌詞を綴っています。

そんな所を、‟結局、同じことを言ってるんだよね・・・” な~んて、ちょっと哲学的に解説してたのもユーミンらしい?ちょっと感慨深い作りに。

歌は元気をくれる、と言いますが、僕の場合はユーミンで育ちましたから、元気も勇気も・・・落ち込んだ時も彼女のお蔭で頑張ってこれました。

 

テニスに関しては・・・ボルグからスタートかな。

その後、サンプラス、トミー・ハースを経てフェデラーですね。

フィラのウェアを纏い、ヘアバンドを付け、Donnayのラケットでプレーしていました。勿論、両手バックハンドです♪

 

(巨人・大鵬・玉子焼き)で例えるなら、巨人、北の湖、ラーメン・・・でした。

 

さて、原点回帰。

自分のレッスンも昔とはだいぶ変わりました。

横浜に来て中嶋康博氏に出あい、プロテニス協会に入会。

オーストラリアのコーチ、バン・ダ・ミーヤの指導法を元にしたプロ協会の推奨する7段階の導入法。 こちらのレッスンに加え、多岐に渡る矯正法を勉強して指導してきました。

そこから ‟プレイ&ステイ” と言う、未就学の子供達に対する手法が入ってきました。 簡単に言うと、‟ノーグリップ・ノーフォーム” です。 基本、グリップの持ち方、スイングに関してのアドバイスはしません。小さなコートで柔らかいボールを使い、‟ゲーム性” を重視したものです。10歳以下は通常のイエローより柔らかいボールでの試合が義務化されています。国際テニス連盟での通達です。

テニスコーチという仕事柄、試合にも出ていても、無意識に他のプレーヤーのフォームチェックしたりしてます・・・テニスコーチをしている選手は何となく分かりますね。グリップも正しく、奇麗に打ってます(^^)

しかし、綺麗なテニス=強い、とは限りません。特にベテランになるとそれは顕著に表れます。 いろいろなグリップで、一見、色々なフォームで打ってます。 ただ、見た目個性的でも、コートに入り続けてるならそれで良いんですよね。 けっこう、えぐいボールを打ってくる人もいます(*_*;

以前はそんな形を否定していました。‟美しく”は、コーチ病でもあったと思います。 ヤマハインドアの3大テーマは、‟楽しく・やさしく・美しく” でしたから・・・。

‟入ってる” と言うことは、テークバック時から打点までの動きは正しく動いてるはずです。 ただ、個性的なフォームの人は、球種は少ないな・・・と言うのが僕の感想。 一定のボールを打ち続けるのは上手ですが、変化には弱い?という感じ。

話しは戻って、プロ協会での7段階の導入法。 こちらは6つの各ショット(フォアバックのストローク・ボレー、サービス、スマッシュ)を7段階で完成させるというもの。 打点から始まり、小さなテークバックを経緯しフォロースルーまで7つに分けて導入していきます。 初心者に対するものですが、これは打点が一定になってる条件があります。 いつも同じ打点で打てるわけではないので、ここから先はフットワークが大事になってくるのですが・・・。

フットワーク・・・体力のあるジュニアは良いですが、ベテランになって来るとあちこちきつくなったり痛めたり・・・。

そこで昨年後半から、色々な打点で打つ練習に時間を割くようにしています。 時間がない時、深い・速い・・・そんな状況が多くなって来る中、ショートバウンド・ハーフバウンド・ノーバウンド、それぞれ状況に応じた対応が必要になってきます。 そんな形を、球出し~ラリーの中で身に付けて行って欲しいと思っています。

そこに繋がるのですが、‟ハーフボレー” の練習。 こちらは、柔らいタッチとタイミングが必須。 1トラップ&ハーフボレー これがなかなか難しいようで・・・ でも、これが身につくとストロークのショートバウンドやハーフバウンドの処理が格段にうまくなります。 ジュニア時代にコーディネーショントレーニングをしていると簡単なんですけどね~ 過去には戻れないので(*_*) ジュニア時代より時間はかかりますが、必ずできるものですので信じて続けてほしいと思います。

区切りの年・・・頭をやららかく、型にハマりすぎず、フットワーク軽く・・・指導でも自分のテニスでも、更にいろいろと掘り下げてみようと思います。

 

ずっと行ってみたかった利休庵でおそば。

伊勢福の方が好きかな・・・。

2015-12-29 13.26.07

 

 

 

今年は手羽に加え、鶏ガラも・・・。 鶏ガラの下ごしらえが意外に大変でした。

2015-12-30 10.03.49

 

 

 

 

 

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手間をかけてただけあり、かなり美味しくできました!!!


カテゴリー: 未分類 | 投稿者おふじ 09:31 | コメントをどうぞ