No Rain,No Rainbow

２月の山梨で１０年近くぶりに再会したアメリカ時代の大志さん（村上コーチ）がITFジュニアに２人の
プレーヤーを北京連れてきていました。
村上コーチは去年１１月から山梨でACEテニスクラブというを立ち上げて毎日奮闘しています。
２人のプレーヤーは村上コーチを頼って、中学２年生ながら山梨でアパートを借りて１人暮らしをして
頑張っています。
中学生で親元離れて寮でもなくアパートに1人暮らしさせている両親も覚悟があるし、責任を持って受け入れて
育成をしているコーチも覚悟があり、何よりもジュニアたちに覚悟があると思いました。
そして、そんなコーチとプレーヤーの間には固い信頼関係があると感じました。

ただ、これが特別なことではなく、テニスに懸けているいる人は世界中にたくさんいてそんな中で勝ち上がっていかないと
いけないという厳しい世界だということです。
覚悟を持ってやっていきたいと思います。

山梨遠征1日目のjopの試合で対戦した女の子のご両親から手紙をいただきました。
これから山梨ヴェルデで合宿をします、と言っていただけなのでびっくりしました。
こうやって交流をしていると、国同士の問題など本当に小さいものだと思います。
テニスを通じて国を超えて交流するのはテニスのレベル向上にとってはもちろん、それ以外の意味でも非常に大きいことだと改めて思いました！

かなり久しぶりの更新になってしまいました。
明日も特別レッスンなどありますが、今日で旧正月（春節）前最後のレッスンとなりました。
日本で年末を迎えたばかりなのに、また年末を迎え毎年のことですが変な気分です。
中国人はこのイベントを本当に大事にしていてここだけはゆずれないとばかりに
できるだけ長く休みたがります。

バングラディッシュコーチのコリンズはRTGに入ってから1年半、ほとんど休みなく働き
先週から4週間のまとまった休みに入ました。
ちなみに春節とは全く関係ありません。
国に帰るのは3年ぶりだそうで、ゆっくり休んでほしいと思います。
4週間も休むなんて、想像するだけで頭がくらくらしてきます。
でも、休むことは仕事をすることと同じくらい大事ですね。

1月31日～2月8日までは山梨遠征を行い中国人ジュニア6名、日本人1名を連れていきます。
中国人を日本に連れていくのは初めてなので心配もありますがいい遠征にできるように
頑張りたいと思います。

2014年の2月を迎えようとしており、2009年の1月に北京に来てからいつの間にか
もう5年も経っていました。
この5年間、成長したところも変わっていないところもあります。

変わったところというと生徒は中国人が増え、競技コースにいたっては9割が中国人
となりました。
土台として中国人を増やすという目標は達成されつつあるのですが、たくさんの日本人の子が
中国人の中で頑張っていた時期を思い出すと何となく寂しい気持ちやもっと日本人の子に
北京でテニスを頑張ってほしい、と感じたりします。

色々と力不足を感じる2014年1ヶ月目ですが、ピンチをチャンスにして頑張ります。
最近感じていることは書きつづりました。

中国テニスあるある
日本ではボールが古くなったから、ニューボールにかえる。
中国では、ボールが少なくなったからニューボールにかえる。

2013年北京日本人会テニス大会が行われました。
私が北京に住んでいた時は、人が少なくジュニア部門などはなかった記憶がありますが
今年は170人以上の参加者でこれまでの最高よりも10人以上、上回る人数があつまりました。

初めて試合の方も多い中、多くの方、多くの子供たちが健闘を見せてくれました。
中でも、ジュニアの一番したのクラスはコートサイズを4分の３にし、ボールも柔らかいボールを
使うという新しい試みはより多くのラリーが続き、十分見ごたえのある試合がたくさんあり
個人的には満足しています。

頑張って練習したけど結果が出なかった悔しさもありますが、そういうときこそ「No　Rain, NO　Rainbow」の精神でいくしかないと思います。
運営から、参加者までみなさんお疲れ様でした！！

スクール生の方の結果を掲載しておきます。

A2　松林・鹿島　優勝
B　野中・小柏　優勝　長澤・長澤　準優勝
J１　松林　優勝　米重　準優勝
J2　山本　優勝　仲西　準優勝
J3　杉山　優勝　義盛　準優勝

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