ノーマルとパーソナルを比較検証

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話題のPRINCE TOUR100。

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特に290gは、チューンナップされる方には
スペック的にも良い素材のモデルかと。
そこで、ノーマルと私のパーソナルスペック
センサーを装着して、比較をしてみました。
パーソナルにすることで数値の変化を
実際に見ていただこうと思います。

まずは…PRINCE:TOUR100 290g
こちらを私のパーソナルスペックに調整します。

標準スペック290g/325mm/SW285に対し
パーソナルにチューンしたときの数値の変化を
ソニースマートテニスセンサーを使用して計測。
いかにパーソナルスペックに調整することが
重要なのか、検証してみたいと思います。

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綺麗なラケットなのでLEADはバンパー裏に
隠したくなり、隠してしまいましたw
エンドにはシリコン加重を行います。

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そして、振動減衰素材FLAXも装着。

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結果は、305g/317mm/SW297.5。
私のパーソナルスペックです。

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ソニースマートテニスセンサーを充電。
いざ、オンコートです。

まずは、ラケットでの球出し。
フォアハンドストローク×10球です。
これでセンサーチェックを行います。

数値を見ます。

●ノーマルスペック
ボール回転:AV.+4.1(MAX+5)
スイング速度:AV.135km(MAX142km)
ボール速度:AV.124km(MAX134km)

ノーマル290Screenshot_20200916-092412

●パーソナルスペック
ボール回転:AV.+3.6(MAX+4)
スイング速度:AV.136km(MAX145km)
ボール速度:AV.126km(MAX134km)

パーソナル290Screenshot_20200916-092425

回転数はノーマルが上回っています。
…が、ボールは浅くなってしまいました。

逆にパーソナルは、ボールの深さが安定して
狙った所に落ちてくれていました。

スイング速度もパーソナルの方が上がってます。
打っている感覚では空中での伸びが落ちない。
ボール速度も僅かながら平均、MAXともに上。
皮膚感覚ではパーソナルの方が速い感じに。
スイング速度とボール速度に解離が少なく
効率的、前への推進力があります。

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その後にラリーでのチェック。
振動減衰素材FLAXは、打球感は損ないません。
なので、打球感の違いは感じないかと。
その代わり二次振動以降の収束が優れている為
テスト後、次の日の二の腕の疲労が違います。

今回のTOUR100は、290gでも抜群の安定感。
テキストリームの打球感はクリアで良好です。
更にトワロンで食いつく感覚が気持ち良いです。
大径グロメットホールは打っていくと音も
気にならなくなります。

ここでも、ノーマルだと回転量が多く
ボールは浅くなりがちに。
逆に反発性、安定性を頼りにスイング速度を
ゆったり目にすると気持ち良く飛びます。

これは、私にとって撓りが合わないというのも…
RAは軟かめながら、キックポイントの問題かなと。
ここのポイントはパーソナルにしても変わりません。

…が、パーソナルにすると深さが安定。
取り回しがパーソナルになるので自然と。
SWもパーソナルにしているため伸びも倍増。
前への推進力が出た為と思われます。
撓りのキックポイントが合わない為
スピンのかかり具合とフィーリングは合わないものの
ボールの質の変化は感じられます。

試打をして、打った感じ好印象。
…だけど、もうひとつ深さが安定しない!
という方はパーソナルスペックを見つけて
調整することでラケットが合うのが分かるかと。

ラケットに合わせるのではなく…
ラケットを合わせる…!

気に入っているけどスペックが合わないと
諦めていたことも多いかと思いますが
ラケットチューンナップで合わせることで
パーソナルスペックラケットが出来ます。


カテゴリー: スマートテニスセンサープロジェクト, テニス, プレミアチューン, ラケット, ラケットチューンナップ | 投稿者ライズテニスサービス 10:25 | コメントをどうぞ

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