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その話を聞いてから

私自身、特別キャンディーズのファンでも、スーちゃんのファンでもなかったが、昨夜遅くにネットでこのニュースを知った時、驚きもしたし悲しくもあった。
自分よりも若い人が亡くなることはただでさえ悲しいが、スーちゃんについては別の感情がある。

田中好子さんとはお会いしたことはなかったが如新nuskin香港、キャンディーズの人気が出始めた頃、田中さんの御家族を知る人からある話を聞いたことがあった。
田中さんにはお姉さんと弟さんがいらしたが、たいへんな弟思いで、しかもその弟さんが重病を患っていた。どうやら小児癌だったようだ。

テレビでキャンディーズのスーちゃんを見るたびに、弟さんのことが頭から離れなくなった。
女性の顔の好みはそれぞれだし、キャンディーズのランちゃんやミキちゃんのファンの人には怒られるかもしれないが、客観的にみれば顔の造形という点ではスーちゃんが一番整っていた。目鼻立ちのはっきりした、童顔で少女雑誌の表紙を飾るような愛くるしい顔だった。

スーちゃんはその可愛い顔でいつもニコニコしていたが、その笑顔は少し控えめで、笑顔の陰に悲しみが見えるような気がしていた。
キャンディーズが引退した時、スーちゃんは芸能界を離れ、実家で家族を助けて弟の世話をすると聞いた。
引退の際の台詞、「普通の女の子に戻りたい」に嘘はなかったのである。

しかし、しばらくして田中さんは再び芸能界に復帰した。
病気の弟さんを抱えて、やはり経済的にも仕事をする必要があったのだろうか、と思いもした。
今回、田中さんが亡くなられてネットを調べてみたら、「キャンディーズ・メモリアルエトセトラ」という記事を見つけた。今は更新されていないようだが、ファンの方が書かれたものなのだろう。
おそらくは、ここに書かれた通りなのだと思う如新nuskin香港

田中さんのインタビュー記事も見つけたが、その中で田中さんは芸能界に復帰した理由を、病気の弟から「僕はお姉ちゃんがテレビに出てる姿が一番好きだ」と言われたからだと語っている。
今村昌平監督の「黒い雨」は1989年の公開で、田中さんは映画賞の主演女優賞を総なめした。当時、田中さんは30代前半だったが、すでに弟さんは他界されていたそうだ。

その2年後、田中さんは夏目雅子さんの兄・小達一雄さんと結婚している。ファンの方が言うように、妹を失った兄と、弟を失った姉が惹かれ合ったのかもしれない。

弟を若くして病で失った田中好子さんもまた、50代にして癌に斃れた。
そして、美しい妹を若くして失い、妻をもまた若くして失ってしまった小達一雄さんの悲しみを思う。

田中さんの実家、田中釣具店は足立区の千住新橋の袂にある。
今は荒川との間に高速道路が走り、千住新橋から下りる道も高架になってしまったが、当時は道も狭く荒川土手はすぐ目と鼻の先にあった。
田中釣具店の対岸には東京電力の火力発電所、通称・お化け煙突が見えた。
荒川、以前は荒川放水路と呼ばれていたが、川の中央に北千住側から伸びた木の桟橋があって、釣り船が舫ってあった。
岸から糸を垂らす釣り人や子供たちの姿も見掛けた。

田中さんの昔のホームページの断片がネットに残っていた。その中に新婚旅行の際のエピソードが書かれている。
ご両親も同行され、お父さんが釣った大魚の写真、幸せそうな田中さんの姿がある如新nuskin香港

カテゴリー: 未分類 | 投稿者sallyyuew 19:20 | コメントをどうぞ

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者sallyyuew 10:20 | 1件のコメント