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デビスカップ、初日は1対1

デビスカップワールドグループ1回戦。
日本対イタリアは今年は岩手県盛岡市のタカヤアリーナで行われました。
有明テニスの森が東京オリンピックに向けての改装工事に入り使えなくなったこともあり決まった盛岡での開催。
最初はこの寒い時にどうして盛岡とも思いましたが会場に着いてその思いは一新されました。
空調、そして暖房器具もしっかりと備えてある。
照明も見やすい。
そして一番気になっていたサーフェイスも速くなく遅くなく、選手にとってはちょうどいい速さだったようです。
グリーンセットという名称のハードコートでスペインから船で運んでいるそうです。

そんな中で行われた試合。
2試合とも5セットというとても素晴らしい試合でささた。

ファビオ・フォニーニ対ダニエル太郎

お互いに激しいストロークを続けて迫力のあるラリー選手でした。
ダニエルは粘りの中からなんとか突破口を開くのですがフォニーニの方が上手に見えました。
相変わらずフォニーニは情緒不安定な部分が見え出入りの激しいテニスをしているように見えましたが、攻撃的なショットの組み立て、精度はフォニーニの方が優っていました。
でもラケットを4本ぐらいは折ったように見えたのは気のせいかな…?
でもなんだか憎めないフォニーニ。
不思議な気持ちで試合を見ていました。

ダニエル太郎は以前に比べればかなり攻撃的になったと思います。
ラリーもしっかり続けますからとても見応えがあります。
更なるレベルアップわ測るのであればとにかく上の選手と対戦する事ですね。
今後はチャレンジャーよりもATP250、500にもっともっとチャレンジして欲しいです。

アンドレア・セッピ対杉田祐一

今や世界のトップ選手となった杉田。
元世界18位ですが今は78位。
41位の杉田から見れば勝利は硬いと思っていました。
セットカウント3-1ぐらいを予想していたのですが…

セッピは派手なプレーはなくフォニーニと比べると落ち着いてプレイするタイプ。
大きな崩れはないこのセッピが予想以上の頑張りを見せました。
杉田からセットカウント2-1になった時はこのまま押し切られるのかと思いましたが、そこから粘りました。
4セットを取りマッチポイントを握った時はもう杉田の敗退を覚悟したのですが、タイブレイクに入ると杉田のレベルが2段階ぐらい上がり大接戦は杉田が制しました。

初日を終えて1-1。
イタリアのエースと日本のエースがともに勝利してのこの結果はある意味想定内。
ダブルスの事を考えるとやや日本が有利だと思います。
内山・マクラクラン。
マクラクランはオーストリアオープンでベスト4まで進出しています。
勢いは日本にあると思います。

皆さんの応援を期待しています!

私はDAZNでの解説頑張ります!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 11:13 | コメントをどうぞ