身体の動きは目で見えても、頭の中で何を考えているかは見えません。
それぞれの選手が、何を意識して練習しているのか。。。
「わかっているだろう」と憶測で、次に進むものの、予想もしていないほど前の段階で、実は躓いていたりして、結果その練習を試合に活かせないでいる事は、思っている以上に多いのかもしれません。
「わかっているだろう・・・」
私自身が無意識に当たり前と認識している事が、当たり前ではなかったり、気にしているだろうことを安易に考えていたり。重要でないことを重要と認識している。
頭の中を知る事が大事。
部活となると個々に話をするのは難しいので、どう解決するのか。
トップダウンだと、時間がかかったり、話がずれていたり。
以前よりも、盗んで学ぶ意識の低い学生が多い中、自然と浸透する力もあまり期待できない。。。
そこで、今日これだ!と思った練習が、ボールを打ちながら何かしらの判断をさせ、それを打つ前に大きな声で言う事により、判断ミス、判断の遅さ、ショットの精度低さなど、明確に表れ本人もコーチもそれを知る事ができる。そして、それは顕著にレベルによって明確に差が出るので、正しさ、速さ、精度の高さの違いを見せつけられる形となり、意識が高まる効果がありました。
こうやって自分の弱点を理解した上で、少しシンプルな技術練習を行うことにより、ただの技術練習ではなくなる!効果抜群でした。