フェンディ、「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトの新作バゲットを発表!伝説的アイコンバッグを通して称えるイタリアのクラフツマンシップ

イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド FENDI コピー(FENDI)は、イタリアの手仕事への長きにわたる感謝を称えるため、イタリア各地の職人との草の根パートナーシッププロジェクト「ハンド・イン・ハンド(hand in hand)」を2020年10月に発表いたしました。1997年にアーティスティック ディレクター、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)がデザインした伝説的アイコンバッグ「バゲット(Baguette)」から始まるこの前例のないプロジェクトは、長くはぐくまれてきた応用芸術のスペシャリストたちの技法を表現していきます。

イタリア全土の職人集団の技巧により、フェンディは定番的アイコンバッグである「バゲット」の象徴的な形状を再解釈する長い歴史を継続してきたのです。「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトは、各地の工芸技巧を駆使して「バゲット」を解釈し、このハンドバッグの伝統的な構造を本物のアート作品へと昇華させるために、多岐にわたるアトリエやワークショップグループの協力をあおぎました。20エディションとして限定制作された「バゲット」の内ポケットには、アトリエの名称と特別な ’’FENDI hand in hand’’ のロゴがゴールドで刻印されています。

「私は、イタリアのそれぞれ異なる地域から選び抜かれた職人たちと、特別なプロジェクトを進めています。最初の作品は、2020-21年 秋冬コレクションのランウエイで発表されたレザーのバゲットバッグです。 これは小さなレザー製品をすべて手作業で少量ずつ作り上げていくひとりの男性によって、トスカーナ州(Tuscany)で制作されましたここでクリック 。彼はすべてを自分で手作りしているのです。とても自然なベジタル(植物性)レザーで作られ一切ステッチをせず、接着しているだけなのです。私の目標は、イタリアのすべての地域から現在も活躍しているトップアルチザンを発見し、その後、このプロジェクトを世界規模で拡大していくことです」

-シルヴィア・フェンディ(フェンディ アーティスティック ディレクター)

「ハンド・イン・ハンド」という名前は、各地の「職人の手」とフェンディの「職人の手」との出会いを表して、このユニークなコラボレーションを活気付けています。とてつもない価値を持つ古代の手作り(ハンドメイド)の能力と技術が、今回唯一無二の作品の数々を通して出会うわけです。このプロジェクトは、職人技巧を駆使したフェンディ製品のクリエーションを越えて、強力なヒューマンネットワークを確立して、イタリア各地の地元職人の希少な技能、クリエイティビティ、そしてサヴォアフェールを維持して、伝達していくための重要なステップにもなります。

この度新たに発表された「ハンド・イン・ハンド」の旅は、シチリア(Sicily)島のトラーパニ(Trapani)から始まります。ここでマスター・ゴールドスミス(金細工師)として働くプラティミーロ・フィオレンツァ(Platimiro Fiorenza)は、ユネスコの生きる人間国宝と呼ばれています。ジュエラーでありながら、金細工師のプラティミーロは12世紀以降、地元の芸術形態を保存する赤サンゴのアートに特化しています。彼のアトリエで手作りされた「バゲット」は、赤サンゴのパーツから成るユニークな正面が特徴で、この作品は、最も貴重な「ハンド・イン・ハンド」プロジェクト作品のひとつになっています。両サイドはソフトレザー、正面と背面は磨きぬいたメタル製のパネルで作られ、幾何学的なパターンになるよう切り取ってあります。そこに、貴重品を入れるための小さな箱のようなレトロインカッソ(後退処理)技巧を駆使して、サンゴが配置されているのです。


オーストリア(Austria)との国境近くアルプスの山岳地帯に位置するトレンティーノ・アルト・アディジェ(Trentino Alto Adige)州は孔雀の羽の「キルワーク」という伝統的な刺しゅうが古代から残る街です。「フェダーキエールシュテックレイ(Federkielstickerei)」として知られる孔雀の羽の刺しゅうは、切り分けた羽の幹で革を装飾 する芸術的な技法です。中世から用いられてきたこの技法は、トラクト(Tracht)と呼ばれる伝統的な衣装の装飾のため19世紀には一段と重要性が高まりました。当時の衣装はステータスシンボルで、装飾されたベルトは、馬2頭分の価値に匹敵することもあったと言われています。この高山地帯の慣習では、明るくきらめくプルーム(羽飾り)ではなく職人が自然に抜けた長い白い羽の茎「クイル」を、柔軟性のある素材にトリミングして、穴あき加工を施した革に隆起した刺しゅうのデザインを作りあげます。多くの場合、装飾したベルトや靴、サドルバッグ用にのみ使われていました。3代目となるアトリエ、フェダーキエールシュテックレイ・テーラー(Federkielstickerei Thaler)は「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトのパートナーシップのために、ボディ、ハンドル、ストラップを備えた黒いベジタル(植物性)レザーの「バゲット」にこの技法を用いています。チロルの山々の花柄のキルワークで飾られた伝統的な衣装を思い起すことでしょう。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000003876.htmlで転載


カテゴリー: 未分類 | 投稿者aaakopi1 18:38 | コメントをどうぞ

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