日別アーカイブ: 2017年3月18日

ダビド・マレーロ

男子ダブルスでサーブ&ボレーしない(ステイバックする)選手について書いています。今回はマレーロです。以前、伊達公子とミックスダブルスを組んでいたこともある選手です。

ダビド・マレーロ(David Marrero)

  • 国籍 スペイン

  • 生年月日 1980,4,8

  • 身長183cm 体重85kg

  • 右利き 片手打ちバックハンド

  •  サイド デュースサイド

  • 主な成績  2013年 ATPツアーファイナルズ 優勝(w/ベルダスコ)、2015年 マスターズ1000 ローマ(w/クエバス)

経歴

マレーロはウィンブルドン以外の3つのグランドスラムのダブルスでベスト8に入ったことのある選手です。2013年のウィンブルドンと全米オープンでは日本の伊達公子とミックスダブルスを組んでいました。

マレーロが世界的に脚光を浴びたのは2013年のツアーファイナルズの優勝ではないかと思います。ベルダスコとのペアで、決勝でブライアン兄弟を破っての優勝でした。この年末のランキングは5位で、これが現時点でのマレーロのベストランキングです。

残念ながらマレーロの成績はこの時を頂点に下降傾向にあります。昨シーズンは2大会でツアー優勝を果たしたものの、成績としては27勝21敗とギリギリの勝ち越しでした。しかも昨シーズンはマレーロには固定のパートナーが付かず、大会ごとにパートナーが変わるという状態でした。ペアを組んだ選手の中にはペールやトミックといった、ダブルスにそれほど注力しているとは思えない選手もおり、パートナー探しに難渋したのではないかと思います(もっとも昨年は6月に双子の赤ちゃんが生まれたので、ツアーは二の次だったのかもしれませんが)。2017年シーズンはメキシコのサンチャゴ・ゴンサレスとペアを組み、ようやく固定のパートナーを得たものの、現時点でこのペアの戦績は4勝6敗とあまり芳しくありません。来月から始まる得意のクレーシーズンで巻き返しを図りたいところです。

プレースタイル

2013年のツアーファイナルズ決勝を解説した辻野隆三さんいわく、マレーロの持ち味はプレースメントの良さ、つまりコントロールの良さだそうです。マレーロの試合を見ているとセンターを突いて相手ペア2人の間を抜けていくショットをよく見る気がします。マレーロ本人は得意なショットはフォアハンドだと述べています。

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カテゴリー: 選手紹介 | 投稿者ステイバックダブルス 04:37 | コメントをどうぞ