ウインブルドンのダブルス

復活してきたフェデラーやツアー初優勝を果たした杉田祐一など、シングルスが楽しみなウインブルドンですが、当ブログではこれまで通りダブルス中心に書いていきたいと思います。今回はウインブルドンで個人的に注目しているペアについて書きたいと思います。

ドディグ/グラノイェルス

今年応援しているこのダブルスですが、グラノイェルスは足、ドディグは背中のけがで前哨戦を満足に闘えていません(以前取り上げたグラノイェルス兄弟のダブルスはこのけがのため実現しませんでした)。準備不足感がいなめないので、今回は少し厳しいのではないかと思います。1回戦からエルリック/ヒューイというダブルス巧者のペアとの対戦です。

コーロフ/ミデルコフ

最近注目しているオランダペアです。ミデルコフがサーブ&ステイバックでプレーをします。二人とも50番台あたりで安定しているダブルス選手です。今年はシドニーの大会(250)で優勝、ロッテルダムの大会(500)で準優勝などが主な戦績です。二人とも細かいテクニックよりパワーで押していくタイプの印象を受けます。残念ながらグラスコートシーズンは前哨戦3大会全て初戦敗退とあまり調子が良くはないのですが、得意のハードコートシーズンに向けて少しでもはずみをつけたいところです。1回戦は優勝候補のクボト/メロと対戦します。

ボパンナ/ロジェ=バセラン

ロジェ=バセランは昨年ベネト―とのペアで準優勝しています。前哨戦もベネト―と組んでいましたが、本番はボパンナとのペアでした。ボパンナ/ロジェ=バセランは2013年にも組んでいて、そのときはウインブルドンでベスト4に進出しています。同年の楽天オープンではダブルスを制しました。今大会は第8シードで出場ですが、個人的にはクボト/メロ、マレー/ソアレスに次ぐ優勝候補のペアだと思っています。

マレー/ソアレス

ひとつ前の記事に書いたとおり、今シーズン最も芝で調子が良いのがこのペアです。今大会の第3シードですが、第1シードのコンティネン/ピアース、第2シードのエルベール/マウともに全仏からまりぱっとしないので、ここは大きなチャンスではないかと思います。個人的にはジェイミー・マレーにタイトルを取らせてあげたいです。

パビッチ/マラチ

今シーズン芝での勝ち数第3位のペアです。前哨戦2大会(いずれも250)で準優勝と好調ですが、直近の決勝は棄権負けなのが気になるところです。今大会は第16シードで出場していて順当なら3回戦でエルベール/マウと当たります。そこまではそれほど厳しい相手とは当たらないので、まずはきっちりシード順を守りたいところです。


カテゴリー: 大会 | 投稿者ステイバックダブルス 04:36 | コメントをどうぞ

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