こんばんは
更新が途絶え申し訳ありません。
思わぬサプライズがありやっと少し落ち着くことができました。
まず、有明F・昭和の森Fではたくさんの応援本当にありがとうございました。
皆様の応援のお力で
有明Fでは
シングルス1回戦・ダブルス準優勝
昭和の森Fでは
シングルス準優勝・ダブルス1回戦
有明では2年連続優勝を三男陽介と狙いましたが
残念ながら準優勝に終わってしまいました。
また、昭和の森では3年連続決勝戦進出をし2年ぶりの優勝を目指しましたが
力一歩及ばず…
悔しい思いをしましたが軽井沢から始まった3週間を良い形で進められた事を嬉しく思います。
昭和の森F終了後には二宮選手のWimbledonの帯同でイギリスに移動してきました。
Eastbourne→Southsea→Wimbledonと前哨戦を行いながらWimbledonにやってきました!
雨が続き思うように芝での練習ができませんでしたが
最高のパフォーマンスを表現してくれ自身初のベスト4まで勝ち進むことができました!
本当に毎試合感動するプレーを表現してくれ涙腺がかなりゆるくなる毎日でした…
SFも後一歩のところまで追い詰めましたが力及ばず…
しかし本当に素晴らしいプレーをしてくれて嬉しく思います!
今回ベスト4に入ったことで
Wimbledonのラスト8クラブに入ることができました!
これはとてつもなく名誉なことです!
また、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
僕自身もWimbledonの舞台に立つことができました!!!!!
突然のことで誰よりも驚きました…
2回戦を翌日に控えた二宮選手の練習最中に
レフェリーから試合が入ったと伝えられ
当初は二宮選手のダブルスのリスケジュールかと思いました。
話を聞いてるうちにエントリーをしていたミックスダブルスが欠場ペアが続出し
僕らまで繰り上がった事を知りました。
前の試合の進行が早く2時間後にはスタートと言われ
慌てて自分自身の準備に追われました!
準備をしながら今何が起こっているのが受け入れることができず、
試合に入ることになりました。笑
試合に入っても練習不足、自分のランキングの低さから
一体どこまでついていけるのか…緊張よりも不安が多く頭の中に浮かびました。
コートに立つと、小さな頃に夢見たWimbledonのコートに
選手として立っていることを実感しスタート前から泪が溢れそうになったと同時に緊張が始まりました。
せっかくのチャンスを楽しもうと心がけましたがスタートはいきなり自分のサーブ…
初のグランドスラム・Wimbledon・初の芝での試合、多くのことが重なり
自分をコントロールすることができずブレークを許してしまいました…
緊張が抜ける間も無く相手のゲームがスタート
すると、男子選手のサーブにも関わらずとてつもないリターンをする
パートナーの二宮選手!!!
なぜか一気に緊張が飛び体が軽くなりました!
普段コーチとして帯同する中でも観客を魅了するショットを見せてもらい続けましたが
緊張している目の前で心強いショット!
本当に目が覚めた感じがありました!
相手のナイスプレーもあり1stセットを落としましたが
2人の中での手応えはすごく大きなものでした!
試合が進むにつれ自分達らしいポイントが増え気づけばサービングフォーザマッチに自分のサーブ!
ここでまた大きな緊張がやってきました!
夢だった試合に勝つことができると思った瞬間のドキドキは半端なくスリルがありました!
幾度のピンチをサーブで跳ね除け最後は二宮選手の好プレーで勝ち切ることができました!
勝った瞬間2人からの言葉は
『嘘でしょ』でした!笑
エントリー当初はアルタネイトの10番アウト…
当日になっても8番アウトだった僕らがまさかの勝利!
嘘のような出来事に驚くことしかできませんでした!!!!
翌日の2回戦はドディグ・ミルザといった強敵ペアとの対戦でした!
前の試合が長引き急遽ショーコートでの試合となりました!
まさか5つ目に大きなコートでプレーができるなんて思ってもいませんでした!
コートにはチャレンジシステムもあり、
試合前からワクワクした気持ちが抑えられずにいました!
こんなにも試合が楽しく待ち遠しい気持ちは
初めてといっても過言ではないかと思います!
残念ながら2回戦で力尽きましたが
1stセット6-5サーブ40-30まで追い詰めることができたかな…?
コーチとしても、選手としても本当に有意義な2週間を過ごさせていただき
二宮選手には本当に感謝しています!
小さい頃から夢に見ていたWimbledonのコートに立てたことを
今でも信じることができません!
“夢見る力”
信じ続けていれば、やり続けていれば必ず夢が叶う。
現在のランキングで1回戦を突破したことで
少しでも皆さんに可能性があると感じてくださると嬉しいです!
本当に急な出来事で頭の中を整理することが困難で
長々としたblogになってしまい申し訳ありません。
本当にたくさんの応援ありがとうございました!
綿貫裕介