男性更年期障害(LOH症候群) とは?

男性更年期障害(LOH症候群) とは?

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最近疲れやすくなってきた、集中力が落ちてきた、イライラする、仕事や遊びへの意欲がわかない、性欲も落ちてきた・・・ このような年齢のせいと片付けられてきた中高年男性の体と心の悩みは男性更年期障害によるものかもしれません。

男性ホルモン(主にテストステロン)はシアリス 通販第二次性徴を促す物質ですが、成人においても骨、筋肉の形成、造血機能、性機能や脂質代謝など全身の様々な生理活性を促す働きを担っています。しかし男性ホルモンは20代にピークを迎え、徐々に低下していきます。男性更年期障害とは加齢によって男性ホルモンの低下に伴って様々な症状を呈する状態であり、近年「加齢男性性腺機能低下症候群:LOH(late-onset hypogonadism)症候群」と呼ばれています。

診断と検査

LOH症候群の診断のために初診時に症状をチェックするためのいくつかのアンケート、身長、体重、血圧など理学的所見、採血検査による男性ホルモン、前立腺腫瘍マーカー(PSA)、脂質代謝異常、糖尿病などのチェック、前立腺肥大がないかどうか超音波検査などを行います。

治療

アンケート、検査結果をもとに診断します。日本Men’s Health医学会によるLOH症候群診療の手引きでは男性ホルモン補充療法(ART)の適応として血中遊離テストステロン値が8.5 pg/ml未満の場合となっております。本邦で使用可能なテストステロン製剤は2~3週間ごとに投与する注射薬のエナルモンデポ(エナント酸テストステロン)、外用剤のグローミン軟膏があります。3ヵ月ごとに治療効果を評価していきます。また勃起障害(ED)に対してはED治療薬であるPDE5阻害薬(バイアグラ、レビトラ、シアリスなど)を使用します。

*ARTにより前立腺癌の発生が増加したという報告はありませんがPSAが2.0ng/ml以上、威哥王重症の前立腺肥大症や挙児希望のある方など治療が行えない、適さない場合もあります。

男性ホルモン補充療法の副作用としては、多血症、睡眠時無呼吸の悪化、まれに肝機能障害などがあります。

当院での男性更年期障害治療は日本Men’s Health医学会に所属する医師が担当します。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者fahyoeiwru 16:00 | コメントをどうぞ

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