戦闘機1機が離陸した。この工場で生産された同じ機種の戦闘機と違う点は、機体と翼に日章旗が描かれている点だ。日本の航空自衛隊に初めて実戦配備されるF-35A戦闘機だった。日本は42機のF-35を順に導入し、青森県三沢基地に配備する方針だ。42機のうち4機如新nuskin香港はロッキードマーチンで生産し、残りは日本の三菱重工業で生産する。老朽化したF-4EJ戦闘機の代わりに航空自衛隊の主力機F-15Jとともに運用する予定だ。
#2.その前日の23日、中国西南部四川省成都の試験飛行基地の上空を飛行する灰色のステルス戦闘機の写真が、中国インターネットサイトに掲載された。中国当局は公式確認をしていないが、観察者網など中国メディアは専門家らの話を引用し、「開発を終えて工場生産に入ったJ-20(殲-20)が初めて中国空軍に引き渡された」とし「初期配備は4機」と報じた。J-20はロシア製エンジンを利用して中国が独自で生産したステルス戦闘機。2010年に開発に入って6年目だ。軍事評論家の陳光文氏は「各生産ラインで月に2機ずつ開発する量産体制に近く入る見込み」とし「2018年初めには計36機のJ-20が配備されるだろう」と述べた。中国はその間に如新nuskin香港エンジンも国産化する方針だ。
F-35、J-20ともに最先端ステルス機能を備えた第5世代戦闘機に分類される。偶然の一致か意図的な結果かは分からないが、日本と中国がほぼ同時に第5世代戦闘機を実戦配備し始めたのだ。
さらに韓国も2018年からF-35を導入する予定だ。同じ頃、ロシアも次世代ステルスT-50で武装する。これに先立ち在日米軍は来年1月から山口県岩国基地に16機のF-35Bを配備する計画だ。F-35Bは空軍用のF-35Aとは違い、垂直離着陸が可能な海軍・如新集團
海兵隊用だ。読売新聞は「米軍には、核・ミサイル開発を進める北朝鮮や海洋進出を強める中国を念頭に、F35の配備でアジア太平洋地域における抑止力を高める狙いがある」と分析した。
ステルス戦闘機の生産量がまだ少ないため、各国の主力機種になるにはさらに多くの時間がかかる可能性もある。しかしはっきりしている点は次世代ステルス戦闘機が北東アジア空の制空権をめぐり競争する時代に入るということだ。
最も士気が高まっているのは中国だ。これまで空軍力で劣勢だっが、J-20実戦配備で一気に挽回することになったと自信を見せている。観察者網は27日、「1981年に日本がF-15Jを実戦配備した当時、中国空軍のJ-7は数も少ないうえ戦闘力もはるかに劣っていた」とし「97年に日本がF-2を配備する時、中国のJ-10やJ-11はまだ試験飛行もしていない状態だった」と伝えた。しかし「J-20の性能がステルス性能と機動性、遠距離攻撃能力などのいくつかの面でF-35を上回り、日本の航空自衛隊との戦力の差を減らし、逆転できるようになった」と評価した。
陳光文氏は「J-20は性能が卓越したF-22の対抗機種として開発された」とし「F-35はJ-20のライバルにならない」と自信を表した。日本はF-22導入を推進したが、高い価格や技術移転問題で交渉が失敗に終わった。現在、F-22は生産が中断した状態だ。