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足の指のケガ・・『突き指??』

『子供が部屋で遊んでいて壁に軽く足をぶつける』
『起床の際に足元がおぼつかなくベットの脚部に指をコツン!とぶつけてしまった』
『ご高齢の方が、自宅の部屋の畳の縁のほんの小さな段差に指を引っ掛けてしまう』

そのように思いがけないことや、ちょっとしたことで、、、
足の指を引っ掛けたり、ぶつけてしますことがあります。

その瞬間は『あっ!痛い!』と言葉とともに指をみると赤くなり・・・
次第に紫色っぽくなり、痛みも徐々に強くなります。

俗にいう『突き指』『打ち身』だろう???
と放置していることがあります。

当院にもそのような体験をされた方がご来院されます。
『直後は様子をみていましたが痛みが取れなくて・・・』と話される方が多くいらっしゃします。

即座に触診と簡易な徒手検査をします。その後、その多くはその場、または可能な限り早いタイミングで整形外科で
レントゲンによる検査を受けていただきます。

これは適切な診療の進め方となります。

このような状況から、骨折の可能性もあることが多々あります。
大きく骨が折れて、ずれていることは稀ですが、検査をすると骨に小さな骨折線が確認できる程度のものもあります。

自己判断や、治療院だけでの判断だけではなく、さらには状況判断だけで打撲・捻挫と判断してしまうことはお勧めできません。
もしも、骨折を見逃すことで、治癒(治る)までの時間が伸びてしまう原因にもなりかねません。
さらには、完治が困難となり、痛みが残存して『なかなか痛みが取れません』ということをおっしゃる方は少なくはありません。

このような症状の際は、いち早い適切な判断として、検査ができる医療機関に行くことが理想となります。

また、ケガをして整骨院などを受診した後に、痛みの継続や目立ったアザ(内出血状態)がみられるようでしたら、放置したりせずに専門医療機関でレントゲン検査等を受診されてください。

その後は、理学療法(超音波や電気機器)などの適切な方法・期間の判断で施術を受けれることは理想です。
そしてリハビリとして関節が拘縮しないように施術者によって動かしていくタイミングが重要となり完治に影響が出ます。

適切な判断と検査、そして治療とリハビリ運動によって、後遺症(痛みの再発・継続)の防止にも繋がりますので気をつけてください。

小さな指の関節だからと言って軽視してしまいますと、小さな痛みが残ってしまうこともありますので注意してください。

治療過程では、テーピングや固定装具、インソールの処方なども並行して施されることもあります。
これらも専門的な知識が必要ですので医療機関に相談されることが良いでしょう。

小さな痛みも(専門医療機関にて)丁寧な対応を受けてください。

レントゲン002

テニス365006

カテゴリー: 未分類 | 投稿者井上正之 20:30 | コメントをどうぞ