テニスで身体の一部分が痛くなることは
実は多くのテニス愛好家の方々が体験していることです。
長年、私の医療機関にはテニスで体を痛めたとの訴えで来院される方は多くいらっしゃいます。
楽しいテニスだからついつい・・・との気持ちから、痛みを発生させてしまいがちです。
その何気ない意識の中に、きっかけが隠れているようですね。
これは気を付けなくてないけません。
その一方で・・・
『わかってはいるのですがね~』とのお言葉も耳にいたします。
『ついつい時間を忘れてプレーをやりすぎてしまう』
『痛みが気になっているのに楽しさの気持ちが勝ってしましまい気が付くと痛みが悪化している』
『コートでプレーするのが休日しかないので治療に行くことよりプレーすることを優先してしまう』
『やっと治療に行っても、やはり我慢できなくて完治する前に自己判断でプレーを再開させてしまい痛みが再発した』
『痛みを治すことが大切だと分かっていてもついつい・・・』
『なかなか治らないから通院を諦めてしまった』
など
上記のような言葉は長年、変わらず多く耳にします。
しかし、医療サイドからの意見を少しだけ申し上げますと
『治るものなのに、治すタイミングを逃したりしているので、人生の中のほんの僅かな短い期間なのでしっかり治しちゃいましょう』
との想いもあります。
痛みを抱えたままプレーするのは理想的ではありませんし、半来ならば短期間で治る症状も、自己判断によって治療を遠避けてしまうことで、治るまでに時間が積み重なることもあります。
中にはこじらせてしまい悪化することも目立ちます。
自らの判断で治りにくくなる結果に繋がってしまうことも。
角度を変えて考えると、、、
痛みを我慢させてしまうほど、テニスの楽しさ・魅力が大きいということでしょう。
場合によっては
ご本人いわくの『治らない・・・』ではなく、
もしかすると、、、
医療サイドからは『治せるのにそのタイミングを作っていないかも?』といえるケースもあるかもしれませんね。
例えば、
テニスエルボーで悩む方が、『俗にいうエルボーバンド』という装具を常に使用してテニスをされているのを目にします。
バンドをしてプレーを継続するより、先ずは『完治させて』からその後に保護目的で患部だった部分の周囲の筋肉の血行促進や可動域の軽い制限目的(意図的に動かしづらくして無理をさせない目的)で腕を包むようなサポーターを装着してプレーをする。
そのようにケガからの復活の際に一時的に無理をしないようにすることは一つのアイデアですね。
(そのサポーターはエルボーバンドではありません)
そして継続的にそのサポーター類も装着しないようにして、その後は、自分自身の筋肉を適度にトレーニングで鍛えて、自分の筋肉がサポーターの代わりになるように関節や軟部組織に負担をかけないようにすることが良いアイデアでしょう。
そして、
さらに大きな改善点として求められることは・・・
【身体に負担のかからない打ち方を身につける】ことです。
これは、シンプルなことなのですが専門的な身体の知識やテニスの知識や経験が求められることとなります。
私の業務は
【治療】【トレーニング】【テニスのテクニック】を三位一体にすることに長年、取り組んでいます。
この3つのポイントを切り離さずにスポーツを楽しむことはとても理想的と考えています。
その各項目の内容は、日進月歩であり、情報や理論も更新されて行きます。
【身体=医療】
【トレーニングの進化】
【テニスの技術の躍進】
は、常に前に進んでいますので、そのスピードに遅れることなく追求することはより効果的な方法を取り入れることになります。
やはり日々勉強でしょうか。
【治療】【トレーニング】【テニス】のどの項目も常に最新の情報や理論を更新させながら、テニスをプレーするすべての人々に伝えることが、最も重要だと考えています。
私は、そのことを追求するために様々な方々のご指導も賜り、さらに世界の多くの現場にも行く機会を頂き、さらには実際に様々なレベルの方々にテニスコートでご一緒して指導もしています。
特に
【医療】の部分は、テニスコートの現場だけでは見えないものばかりですので、これは医療現場での臨床経験こそがとても大切になってきます。
テニスやスポーツ選手だけを担当することだけに特化せずにお子様からご高齢の方々までのより多くの方々の体調を診ることからその経験が積み重なり、医療として歩みだすと考えています。
ケガからの復帰の際に症状に応じてリハビリやテニスの練習メニューやテニスの打ち方や動き方は様々ですので、其々の状況に応じて適切な方法で対応して、多くの方々の復活のお手伝いをさせていただいてます。
ちびっ子からご高齢の方、主婦の方、ジュニア選手やトッププロまで。
そのレベルに違いはありますが皆さんの願いはおおむね一緒です。
テニスを楽しみたい。
ぜひとも皆さんが痛みなく楽しくテニスができることを願っています。
お悩みやご相談はお気軽にどうぞ。
Astar Sports Medical Center
井上整骨院・鍼灸院(東京・多摩市)
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