「上達は右肩上がりの直線ではなく波線で上昇」
テニスは特にメンタルなスポーツなので、調子の波が激しいことも多いです。
単純にそれによって、自身の実力自体が直線になることがないということになります。
さらに上達を目指して何かを変化させるということは、現在の自然な状態に違和感を与えるという考え方もできます。
多少の戦術くらいなら、そこまでの違和感を覚えることは無いかもしれまんせんが、フォームを変えようと試みている最中であれば、相当の違和感や歯車のかみ合わせの悪さを感じることも多いはずです。
その違和感が消えるまで継続することが上達に繋がります。
例えば、50%のストロークが、フォームを変えることによって一時的に45%まで下がり、そのフォームが身についた時、55%のストロークにレベルアップする流れです。…
ですから、
【50%】⇒変化⇒▼【45%】⇒練習⇒△【55%】⇒変化⇒▼【50%】⇒練習⇒△【60%】
単純ですがこのような流れが一般的とも言えます。
これは日常生活においても同様で、仕事や勉強においても波があるのは当然です。
学生スポーツの根本は、健全な身体を作り上げると共に、社会性等を高めるものです。
その中で、学生時期に自分の調子や努力と真摯に向き合える精神力を養い、努力自体がすぐに結果に結び付くものでは無く、継続という時間が必要なことを肌で感じ理解することはとても大切だと考えます。
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