月別アーカイブ: 2015年3月

「運動時の水分補給」

「運動時の水分補給」

①運動前の30分~1時間前程度から200ml~300ml(コップ1杯~1杯半)の水分を補給しておきましょう。

②運動中は運動量にもよりますが、約15~20分毎に100~200mlの補給が良いとされています。…
もちろん、がぶ飲みをすることなく、噛むようにじっくり飲むのが重要です。

飲み物に関しては、ありきたりですが、スポーツドリンクを2倍に希釈させたものが適していると言われています。
最近のスポーツドリンクの中には濃いが故に、逆に渇きを誘発することもあるので注意して下さい。
希釈させるのが面倒な場合は、スポーツドリンクと水を一本ずつ用意する選手も多いですね。

【運動後の水分補給】

③翌日に疲れを残さない為にも、運動後の水分補給も非常に大切です。
どんなに運動中水分補給をしても、直後は水分不足の傾向があります。運動後も1時間程度は継続して水分補給をすることをお薦めします。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:16 | コメントをどうぞ

「この一球は絶対無二の一球なり」って?

「この一球は絶対無二の一球なり」って?

松岡修造選手がウィンブルドンでマッチポイントを握った場面で「この一球は絶対無二の一球なり」と自身に言い聞かせてサービスを放ちベスト8進出を決めたことで有名な言葉です。
最近では、テニスを取り上げたバラエティ番組等でも松岡選手がこの言葉を発することもあるので聞き覚えのある方も多いと思います。

この言葉は故福田雅之助氏が早稲田大学のOBとして部に贈った言葉の一部で全文は

この一球は絶対無二の一球なり
されば身心を挙げて一打すべし
この一球一打に技を磨き体力を鍛へ
精神力を養ふべきなり
この一打に今の自己を発揮すべし
これを庭球する心といふ
昭和49年6月 福田雅之助

幾多の日本テニスプレーヤーがこの言葉に感銘を受け勇気付けられた言葉です。
ちなみ故福田雅之助氏は全日本選手権の初代優勝者であり、渡米後、日本にイースタングリップを紹介した日本テニスにおいて大きな貢献をされた方です。

試合の時だけではなく、練習の時でもこの言葉を思い出したら勇気づけられるかも^^
暑くなってきたこの時期、この言葉を思い出して部活もがんばりましょう!

カテゴリー: 意外と知らないテニス | 投稿者juniortennis 12:24 | コメントをどうぞ

意外と知らないテニスの歴史vol.2

意外と知らないテニスの歴史
「テニスはフランス発祥!」

テニス=イギリス発祥というイメージが強いですが、実は13世紀にフランスで生まれたスポーツです。
諸説あり、紀元前15世紀の壁画で、エジプトで球を打ちあう人々を描かれたものが発見されていますが、直接的な祖先に当たるのはフランスで8世紀頃という説が有力です。。…
当初は、布の中に毛髪を入れてボールらしきものを打ったのがはじまりで、手が痛いことからグローブ、短いラケットというように徐々に発達した歴史があります。

16世紀にイギリスに渡り、ロイヤルテニス(王家のテニス)ということで今に近いテニスが出来上がりました。
最初にトーナメントとしてスタートしたのは1877年のウィンブルドン(全英選手権)で、その後、あの有名な4大大会は、1881年全米、1891年全仏、1905年全豪という経緯で創設されてきています。
つまりテニスはフランスで生まれ、イギリスで発達したスポーツともいえます。

カテゴリー: 意外と知らないテニス | 投稿者juniortennis 10:07 | コメントをどうぞ

意外と知らないテニスの歴史vol.1

意外と知らない日本テニスの歴史
「日本の五輪参加史上初メダルはテニス!」

日本がオリンピックで初めてメダルを獲ったスポーツはテニスです。
1920年アントワープの大会で熊谷選手が準優勝、柏尾選手と組んで参加したダブルスでも準優勝。…
この準優勝によって獲得した「2つの銀メダル」が日本初の五輪メダルです。

ちなみに1913年に慶応義塾大が硬式採用に踏み切り、軟式から硬式に転向して間もない熊谷選手が、国際交流の一環でマニラ東洋選手権に参加して準決勝まで進み、軟式の技術が硬式にも通用することを証明しました。その後、全国の主要校が硬式を採用して、本格的な硬式時代が始まったそうです。

2020年五輪の開催都市が東京に決まり、日本テニスの聖地とも言われる有明コロシアム・有明テニスの森も大幅な改修が予定されています。
子供たちに夢を与えるオリンピックだからこそ、中学校での硬式テニスの位置付けや創部に関しても、開催都市ならびに周辺都道府県の積極的な変革を期待せずにはいられません

カテゴリー: 意外と知らないテニス | 投稿者juniortennis 08:20 | コメントをどうぞ

「テニスがメジャースポーツになるには?」

「テニスがメジャースポーツになるには?」
「マナー≠おとなしく観戦」

様々な方法が考えられますが、まずは現状を踏まえた上での現実的な方法を検討する必要があると考えます。
そして何より、メジャースポーツと言われる野球やサッカー・ゴルフ等の他スポーツの取り組みや制度を取り入れつつ、テニス界によりフィットする形態を構築することも必要です。

プロスポーツということで考えれば、観客の総数がそのままメジャーかマイナーとの境界線ともいえ、テニスを活性化する為にはスタンドに足を運ぶ観客だけではなく、テニスというスポーツに対して興味を持つ愛好者数をベースアップすることが不可欠と言えます。

本来スポーツとはプレーをすることが楽しむ根本ですが、情報社会となり、他スポーツとも比較すると、テニスはプレーする人口に対して、観る人口が圧倒的に少ないです。
極論、野球やサッカーであれば、実際にプレーしないファンも多く、サポーターという概念から、試合を応援することで楽しんでいるファンも多く存在します。
残念ながら、海外の大会においても大会自体には多くのスポンサーがついているものの、スタンドの映像をみると観客が疎らな場合も見受けられます。これは、国内、海外問わず、テニスという競技の今後の大きな課題だと考えます。

バレーボールのように日本独自の応援方法で、会場を盛り上げ、大きなエンターテイメントとして民放でも放送されるような国際大会を運営しているモデルケースも存在します。
海外から良いシステムを取り入れる方法もひとつですが、逆に国内で構築した良いシステムを世界に発信するような視点も重要だと考えます。

紳士淑女のスポーツとして格式ある歴史のあるスポーツとされているテニスですが、観客が盛り上がらなくて良いということにはならないです。
勿論、マナーを重んじる精神はスポーツマンシップとしても大前提ですが、「マナー=おとなしく観戦」ではないはずです。

大歓声に包まれた会場で白熱した試合をする選手を観れば、憧れる子供たち増えることも間違いありません。

大きな問題提議となってしまいましたが、本会の「中学校に硬式テニス部を増やしたい」という趣旨も、世の中の流れや機運が高まることが実現へ後押しになるはずです。テニス界を盛り上げる為のアプローチ方法は、考え方を含めて様々ですが、各業界から個人に至るまで本会を含めて積極的な活動を推進しなければならないと思う今日この頃です。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 10:14 | コメントをどうぞ