日別アーカイブ:

「テニスがメジャースポーツになるには?」

「テニスがメジャースポーツになるには?」
「マナー≠おとなしく観戦」

様々な方法が考えられますが、まずは現状を踏まえた上での現実的な方法を検討する必要があると考えます。
そして何より、メジャースポーツと言われる野球やサッカー・ゴルフ等の他スポーツの取り組みや制度を取り入れつつ、テニス界によりフィットする形態を構築することも必要です。

プロスポーツということで考えれば、観客の総数がそのままメジャーかマイナーとの境界線ともいえ、テニスを活性化する為にはスタンドに足を運ぶ観客だけではなく、テニスというスポーツに対して興味を持つ愛好者数をベースアップすることが不可欠と言えます。

本来スポーツとはプレーをすることが楽しむ根本ですが、情報社会となり、他スポーツとも比較すると、テニスはプレーする人口に対して、観る人口が圧倒的に少ないです。
極論、野球やサッカーであれば、実際にプレーしないファンも多く、サポーターという概念から、試合を応援することで楽しんでいるファンも多く存在します。
残念ながら、海外の大会においても大会自体には多くのスポンサーがついているものの、スタンドの映像をみると観客が疎らな場合も見受けられます。これは、国内、海外問わず、テニスという競技の今後の大きな課題だと考えます。

バレーボールのように日本独自の応援方法で、会場を盛り上げ、大きなエンターテイメントとして民放でも放送されるような国際大会を運営しているモデルケースも存在します。
海外から良いシステムを取り入れる方法もひとつですが、逆に国内で構築した良いシステムを世界に発信するような視点も重要だと考えます。

紳士淑女のスポーツとして格式ある歴史のあるスポーツとされているテニスですが、観客が盛り上がらなくて良いということにはならないです。
勿論、マナーを重んじる精神はスポーツマンシップとしても大前提ですが、「マナー=おとなしく観戦」ではないはずです。

大歓声に包まれた会場で白熱した試合をする選手を観れば、憧れる子供たち増えることも間違いありません。

大きな問題提議となってしまいましたが、本会の「中学校に硬式テニス部を増やしたい」という趣旨も、世の中の流れや機運が高まることが実現へ後押しになるはずです。テニス界を盛り上げる為のアプローチ方法は、考え方を含めて様々ですが、各業界から個人に至るまで本会を含めて積極的な活動を推進しなければならないと思う今日この頃です。

本会facebookの「いいね!」もお願い致します。
カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 10:14 | コメントをどうぞ