「プロ・現役選手にも、もっと興味を持って欲しい」
現実的なところ、プロ選手からコーチほどのテニス実力者は、比較的テニス環境に恵まれてきた経緯があります。
それらは努力無しに培ってきたものではありませんが、テニスとの出会いから練習環境に至るまで、様々な運や縁、サポートによって構築されてきているはずです。
したがって、中学生時代は、硬式テニス部のある私立校に進学していたり、例え部の無い中学校であったとしても、両親の支援によってスクールやクラブへ通っていた経緯を持つプレーヤーが多いです。…
仮に、中学校に硬式テニス部が少ないことを知っていたとしても、実体験に近い感覚は少ないものです。
また、現役引退後も大抵はジュニア育成等の経験者や既にテニスに興味のある子供達との接点のほうが多くなります。
中学校に硬式テニス事情に対して声を挙げて下さる方は、教職員や中学生のお子様を持つ父兄、中学進学を控えたジュニアを指導するコーチ等とさまざまですが、なかなか現役選手や英才教育を経た経験者から声を挙げて下さることは少ないことも現実です。
決して非難しているわけでは無く、実体験や親族でその環境に置かれているお子様がいない限り切実な問題として捉え難いことも当然とも言えます。
たしかに選手であれば試合の結果が問われ、それらに対して努力を重ねることが本質です。
それはいわばテニス業界の看板でもあり、中心を担っているとも言えます。もちろん注目度も高く、行動や発言にも影響力があると言う考え方もできます。
なんとか業界中心でもある選手からも声を挙げてもらえるように、中学校テニス事情にも耳を傾けてもらえるような情報発信をしていかなければと思います。
●署名活動を行っております。ぜひご協力をお願い致します。
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