「物(ラケット)には魂が宿る」

「物(ラケット)には魂が宿る」

日本では古来より「物には魂が宿る」とされる考え方があります。元々は様々な説がありますが、その心は「物を大切にする」というものでもあります。

部活等でもコートに入る際に一礼してから入る習慣もその一種であり、テニスが出来ることに感謝したり、誠心誠意を持って練習に取り組む為の決意表明等の意味合いがあります。…
日本独自の習慣とも言えますが、個人的にはとても気持ちの良い作法と思います。

礼節を重んじる習慣というのは世界的にも評価されることも多く、誇るべき文化と言えるのではないでしょうか?

ラケットにおいても同様に、思うようなプレーが出来ないことによって八つ当たりのような動作を行ってしまうようなことがあります。
「苦しい練習を共にしてきた相方(ラケット)」
「自身の成長を助けてきてくれた相方(ラケット)」
と考えた時に、思うように行かないからといって、どのような行動を取るのでしょうか?
相方を地面に叩きつけたり、投げたりするでしょうか?
もし本当に心があるならば、悲しいことであり、信頼関係も崩れ、仲直りすることも困難でしょう。

強制的な環境の下、義務的に礼節や物を大切にするのではなく、その立ち振舞いの根幹にある意味合いを理解しつつ、優しい心を育んで欲しいですね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 08:00 | コメントをどうぞ