意外と知らない日本テニスの歴史
「日本の五輪参加史上初メダルはテニス!」
日本がオリンピックで初めてメダルを獲ったスポーツはテニスです。
1920年アントワープの大会で熊谷選手が準優勝、柏尾選手と組んで参加したダブルスでも準優勝。…
この準優勝によって獲得した「2つの銀メダル」が日本初の五輪メダルです。
ちなみに1913年に慶応義塾大が硬式採用に踏み切り、軟式から硬式に転向して間もない熊谷選手が、国際交流の一環でマニラ東洋選手権に参加して準決勝まで進み、軟式の技術が硬式にも通用することを証明しました。その後、全国の主要校が硬式を採用して、本格的な硬式時代が始まったそうです。
2020年五輪の開催都市が東京に決まり、日本テニスの聖地とも言われる有明コロシアム・有明テニスの森も大幅な改修が予定されています。
子供たちに夢を与えるオリンピックだからこそ、中学校での硬式テニスの位置付けや創部に関しても、開催都市ならびに周辺都道府県の積極的な変革を期待せずにはいられません