あれから20年。
私は15歳でした。地震が起きた時は、まさかあんな事になっているなんて全く思っていなかった。
テレビをつけて愕然としたのを鮮明に覚えています。
あの震災をきっかけに私の人生は大きく変わりました。
当時通っていたテニスクラブは神戸市長田区という場所にあり、火災が凄かった場所でした。幸いテニスクラブの被害はなかったものの、とてもテニスなんてしてる状況ではありませんでした。
当時教えてもらっていた、ジョンはアメリカに帰国する事を決めました。
私は彼に付いてまずは、アメリカのアカデミーのキャンプに入りました。
すぐにこの環境で練習したい!という気持ちになりアメリカから、母に電話をした事を思い出します。
阪神大震災がなかったら、私がアメリカに行き生活の拠点をアメリカに移す事はなかったかもしれません。
震災をきっかけに多くの方の人生が大きく変わったと思います。
あの悲惨な地震は今後も忘れられる事なく、後世に伝えていかなければならないと強く思います。
阪神大震災、東日本大震災と日本は何度も窮地に立たされました。
あの経験をしたからこそ、明日が必ずくるとは限らない。そして、家族、お友達、大切な人と過ごす時間というのは当たり前ではない!と改めて思います。
当たり前に過ごしている日々に感謝しながら生きていかないといけませんね。
20年前に亡くなられた方々のご冥福を改めてお祈り申し上げます。