親のジュニアに対する関わり方、親とコーチの関わり方、親とジュニアの関わり方、どれも難しいところです。
関わり方というか関係性といった方がいいのかもしれません。
僕は、一番忘れてはいけないのはそれぞれが独立した存在であって、誰かが誰かに依存する関係であっては
いけないということです。
文章にして表すのは非常に難しいですが、例えば親が子供に対して「こんなにしてあげてるのに」と思っては
いけないと思っています。
また、テニスを頑張るのはジュニアであるはずなのに、いつの間にか自分が頑張っているような錯覚におちいり
気づいたら子供の目標が子供以上に親の方が大きくなっていることもよくあります。
だから、親には自分の生きがいだったり仕事であったり、趣味であったりを見つけて自分は自分の夢をおいかけ、
子供は子供の夢を追いかける、そんな関係がベストなんだと思います。
もちろん、送迎だったり、食生活、経済的サポートなどやるべきことはやりつつ。
コーチとジュニアの関係性も難しいです。
これもジュニアが上手くなりたいという気持ち以上に、コーチがジュニアを上手くさせたいと思いすぎてはいけないのかなと
思います。
あくまで、ジュニアが上手くなりたいからコーチをつけたり、スクールに通うのであって、コーチがどうしたいというのが
出るのは何か違う気がします。
もちろん、コーチがプッシュしまくってプレーヤーが頑張ってその方が結果が出ることもあるかもしれません。
ただ、それが理想とは思わないしプレーヤーが上手くなりたいからコーチを利用しているくらいの感覚でいてほしいと思います。
時にはプッシュも必要なのですが、そこらへんのバランスも考えながらプッシュしていきたいと思います。