江口コーチ来京

中国では2月に旧正月という一番大きな休みがあり、学校は1ヶ月程休みになります。

この期間はいつも冬期キャンプを開催しているのですが、そのうちの1週間という短い期間でしたがジュニア育成を愛知県でずっとやられている
江口コーチに来て頂きました。

私は誰かについてコーチングというものを習ったことがないので、自分が今まで見てきた、勉強してきた、教えてきた経験で自分なりのコーチング理論を
構築してきました。

まだまだ、分からない事が多いのですが、というより一生かかってテニスの何%理解できるかという世界ですが・・、色々なコーチングに出会い
少しでもテニスの事、コーチングの事をより理解していこうという考えから今回江口コーチにわざわざ北京に来て頂きキャンプにてジュニアを指導していただきました。

普段、見ているジュニアを江口コーチからみてどう映るのか、どのようにアプローチするのか、普段どのような目的でどんな練習をしているのか1週間見させて頂き
結論からいうと1週間で色々な事が整理されコーチングがまた少し進化しました!

ある先生の受け売りですが、科学で分かっている事はたったの5%程度、95%の事は分かっていない。
テニスもスポーツ科学はいいのですが、科学や数値にとらわれすぎず、自分が感じる事を一番大切にコーチングしていきたいと思います。(もちろんスポーツ科学の知識は必須)

人気ブログランキングへ      

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 17:38 | コメントをどうぞ

テニスが強くなるには

最近、テニスの技術・戦術のコーチング以外の部分でテニスが強くなるにはどうしたらいいのかよく考える。

前まではどうやったら技術(効率的にボールを打つ能力)が上がるか、どうやったら幅広い戦術を学べるかなどを中心に考えていた気がする。
技術、戦術を教えて試合に勝つ負けるは自己責任で勝ちたかったら頑張って、勝ちたくなかったら適当にやってくれくらい思っていたが、やはりコーチとして試合に
帯同して試合に負けるのを見るのはフラストレーションがたまるところだ。

どんなに上手くなっても同じレベルの人というのは永遠的に存在するため、同じレベル、もしくはほんの少し上のレベルとやってどれだけ
の試合をものにできるか、どれだけパフォーマンスを発揮できるかというのは永遠の課題である。

確かに、競った試合をものにする、負けそうになっても結局いつも勝つなどといった、よく勝つ人が存在する。

かなりレベルの高い話になるが、世界でトップ20、トップ50に入る人は、上にいけば上にいくほど自分で自分で何か義務を課しているように見える。
「絶対に勝たないといけない」「負けられない」負けたら死ぬんじゃないかくらいの気迫を感じることもある。
オレンジボールで見た何人かのジュニアもそうだった。
フェデラーなんかは、そんな勝利への欲求みたいなところを超越してしまっているようにも見える。

結局、色々考えたが「勝たなきゃいけない理由」がある人というのが強い人の共通点なのだろう。
ある人は、勝ってプロにならないと家族を養っていけない、貧乏を抜け出せないから強い。
ある人は、そういった理由はないけど勝利への欲求が強すぎて強い。
ある人は、負けると親に殴られるから強い。

負けられない戦いを続けていると強くなるし、強い。
武士は負け=死ぬ、だから強くなるし、強い。

負けても何も環境が変わらず、今まで通りの生活が約束されている人が前者に勝てるわけがない。

もちろん、技術レベル、戦術レベル、体力レベルがあまりにも劣っている場合、それだけでは勝てないがそれらはきっとついてくるのだろう。

自分で「勝たなきゃいけない理由」が見いだせない人にはこちらが人工的に勝たなきゃいけない理由を「作ってあげる」しかないのか。
課題をクリアできなかったら罰を与える、負けたら罰を与える、課題ができるまでやり続ける、教育として、長い目で彼らの人生を見た時にどうなのかは
疑問だが中国で短いスパンで結果を出さないと生徒達はすぐにやめてしまうため、それでは通用しない。

そもそも、テニススクールに教育を求めるのはお門違いなのでは?教育は家庭と学校の道徳の授業でやってくれ。

どんなに「勝たなきゃいけない理由」があっても潰れていってしまう人がいる。
やはり基本的な人間としての思考回路は5、6歳でできてしまっているため小さい時の教育環境が一番重要かもしれない。

久しぶりに日記ではなく思った事、感じたことをそのままに綴ってみましたが、思った事、感じた事を文字にするって大事ですね。

人気ブログランキングへ      

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 17:21 | コメントをどうぞ

韓国遠征!!

かなり遅いですが、明けましておめでとうございます!
またまた、久しぶりのブログ更新となってしまいました。

1月4日〜10日まで韓国のチェジュ島へ韓国小学生テニス連盟主催の大会に参加してきました。

冬場はずっとインドアだったのと、大会が久しぶりだったこともあってか最初はかなりひどくてどうしたものかと思いましたが、段々と試合ごとに課題を修正できてきて12歳以下女子シングルスは決勝で第1シードに負けるも(韓国1位)準優勝、ダブルスはベスト4、男子シングルスも第5シード(韓国7位)を倒しベスト8でした。

88DD1F9C-D809-4D03-AB45-4217A1C9318F

特に、女子では日に日に感覚が上がり,自信もつけ決勝では今まで見た事のない内容で第1シードをあと一歩まで追いつめましたがおしくも準湯賞でした。
改めて短い期間でこんなに変わるというコーチングの面白さを実感し、工夫次第でもっともっと引き出せるのではとさらに勉強していきたいと思わせてくれました。

024AC720-9971-41C8-B4F3-12F4641C70A8

中国国内のナイキ杯も始まり、また今年も試合だらけの1年となりますが楽しむことを忘れずにマイペースにやっていきたいと思います。

人気ブログランキングへ      

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 19:46 | コメントをどうぞ

韓国遠征

image 3image

5年目(?)でしょうか。今年も韓国遠征が終了しました。

中国チームとして一緒に参加したRen,Yufeiが2大会目で12歳以下女子シングルスを優勝しました。

うちのスクールからは2年目以降3年間誰かしら入賞(ベスト4)できていたのですが、今年は16止まりで入賞者を出すことができませんでした。
まだまだ勉強が必要です。

この大会はレベルが高く、特に男子はこの大会の優勝者はオレンジボールでも好成績を必ず収めています。

10歳以下でこの大会でベスト8以上にはいれれば2年後の全日本ジュニアでもベスト4に十分はいれるポテンシャルを証明することになります。

定期的に海外の大会に出ることはコーチにとってもいい勉強になります。
選手と一緒で1回行っただけではその感覚、レベルを忘れてしまうのでやはり定期的にこういう大会の中に身を置く必要があります。

人気ブログランキングへ      

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 13:59 | コメントをどうぞ

立川ルーデンス遠征&Tomas Cup出場

image

4月のことになりますが、例年のように立川ルーデンスの春塾にお世話になりながら、Tomas Cupに参加させていただきました。
JOP大会にも参加し、そちらは4人優勝し来年へのTomas Cupの出場権を得ることができましたがTomas Cupの方は過去2年は優勝、準優勝に絡めていましたが今年はベスト16止まりでした。

また、今回は初めてこの遠征に帯同しませんでしたが優秀なコーチ陣のおかげで無事遠征を終えることができました。

今後も引き続きこの遠征を継続させていきたいです。

人気ブログランキングへ      

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 14:06 | コメントをどうぞ

小澤トレーナー活躍中

image

1月から正式にRTGに加入してくれた小澤トレーナーが活躍中。(以前は、年に数回合宿で来ていましたが1月から北京に移住し本格的に中国で
活動をスタートしました)

フレンチオープンへ向けて調整をしているXu,Yi-Fan選手のトレーニングを担当。
Xu, Yi-Fan選手シングルス最高位は120位、ダブルスは最高14位(現20位)です。

当たり前ですが、意識が高いです。
ジュニアと同じ練習をしていても練習の質が違います。
ジュニアの試合を見ていて本当にセンスのある子、いいものを持っている子は多い。
本当に大事なのは意識の部分なのだなと改めて感じました。

ヒッティングもGaoコーチが担当していてRTGスタッフで大事な遠征前の調整をさせていただきました。
遠征での活躍を期待しています。

人気ブログランキングへ      

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 14:46 | コメントをどうぞ

中国全国大会12、14歳以下(日本人でも参加可能!)

image

中国の全国大会にあたるナイキ杯は外国人でも参加が可能です。
去年から日本人選手のサポートを開始し、去年は個人参加を3人、チーム参加の1団体(8人、コーチ2名)をサポートさせていただきました。

今年も1月の深圳大会にジュニア3名のサポートをさせていただき、彼らのテニスに何らかの刺激を与えられたかと思います。

自分の教えているジュニアを色々な大会に連れて行き、自分も世界のジュニアテニスを見る過程でアジアのテニスがもっと連携しないとダメだ、もっと頻繁に行き来ができるようにならなくてはアジアのテニスのレベルが欧米に勝てない、アジアのレベルが低ければ中国、日本のレベルも低くなると感じ、何か自分にできるかというとまずはナイキ杯での海外選手のサポートだと思いスタートしました。

これがこの1、2年だけではなく今後も継続していければと思います。

人気ブログランキングへ      

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 11:18 | コメントをどうぞ

6年ぶり??

image

何を書いていいか分からなくて(言い訳です)今年初のブログ更新になってしまいました。

約6年前に日本に帰国した生徒が遊びに(?)きてくれました。
さすがに6年も経つと、小4だった男のは高校生になって面影はあるものの初めましてに近い気分になります(笑)

20歳からの6年とは違い、子供の6年は本当に成長が早いですね。

テニスも頑張って続けていて何よりです。
中国でレッスンしていることもあり、あまり昔の生徒が訪ねてくるというのは多くはないので余計に嬉しいですね。

人気ブログランキングへ      

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 15:15 | コメントをどうぞ

オレンジボール遠征2016

image 2
image 3
image

去年に引き続き、2回目のオレンジボール遠征になりました。
各国の上位ジュニアがたくさん出ているので、自分たちがまだまだということを痛感していると思います。

自分がまだまだという事をまずは見極めること、それを埋めるためにどん欲に練習、試合に取り組んでいくという大切なことをあまりできていません。
それが出来れば、もっともっと上手くなれるはず、そんな事に気づける遠征になればいいと思います。

コーチに上手くしてもらおう、という受け身な姿勢ではなく、周りをいい意味で利用して強くなってやる!という気持ちでやるその大きな違いに気づいてほしいです。

そんな姿勢が一日の成長度に少しの違いを生じさせます、それを根気よく当たり前のように続けていくことが長期的に見て大きな違いになります。

もっと自分たちの可能性に気づいて貪欲になってほしいです!

人気ブログランキングへ      

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 03:03 | コメントをどうぞ

中国全国大会チャレンジツアー

image
IMG_0510

2017年度の中国全国大会チャレンジツアーの要項ができました。
1年前にナイキ杯(中国の全国大会)に教え子を連れていくようになってから、こんなに試合ができてレベルも高く、外国人も受け入れている大会を日本のジュニアにも知ってもらい、国内の大会に出るのと同じ感覚で出れるようなシステムを作りたいと思いスタートしました。

今年は11人のジュニアが日本から挑戦してくれ、ベスト8に2人が入賞しました。
異国の地でこのレベルの中で皆よく頑張って、やった甲斐があったと感じました。

初めての試みに色々と心配しましたが、2017年度も引き続きサポートさせていただきます。

今年はアカデミーも始まり去年よりも多くの大会にいくと思いますので、たくさんの上を目指すジュニアたちのためになればと思います。

中国全国大会チャレンジツアー要項はこちら!!

人気ブログランキングへ      

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 01:07 | コメントをどうぞ