テニス界から干されちゃうかもしれないですが、「おかしくない?」と思っている事をブログで書かせていただこうと思います。
その1つは、テニスコーチとトレーニングコーチの分業の仕方についてです。
最近は「テニスのためのトレーニング教えます」「フットワーク専門で教えてます」というトレーニングコーチは多いですが、そのほとんどが僕からしたら
「いやいや、それはテニスコーチの仕事でしょ!」ということが多いのです。
そもそもトレーニングコーチの本来の役割は何かというと、基礎体力を上げる、怪我をしない体作りの2本柱です。
ただ、おそらくそれだけでは他のコーチとの差別化ができないため、「足の使い方教えます」「体の使い方教えます」という言葉をひっさげてテニスコーチの領域に踏み込みトレーニングコーチといいながらテニスコーチをしていると思うのです。
もっと問題なのは、それをテニスコーチが「うわー、これはためになる練習だー」と言って、その行為に疑問を抱かず自分の領域にトレーニングコーチが入り込んでくるのをよしとしていることにあります。
なぜ、こういう事が起こるかというとトレーニングコーチ目線でいうと、先ほども書いたようにそうでもしないと他との差別化ができないから。
そして一番はテニスコーチが全然勉強をしていないということです。
本来、体の使い方や足の使い方、○○ワークとつくものはテニスコーチが教えるべきことなはず。
それを教えられないから、トレーニングコーチがそこに入り込めてしまっています。
体の使い方、足の使い方はテニスコーチが教えるべきでものであって、そこをトレーニングコーチと相談しながらはOKですがあくまでも教えるのはテニスコーチだと思います。
何が言いたいかというと、この流れが続いていくと10年後「アームワーク専門トレーナーの○○です」「フィンガーワーク専門トレーナーの○○です」「肩甲骨の使い方専門に教えてます○○です」なんて事が起こりかねないということです!
そこまでいけばさすがにおかしいと思うかもしれないですが、そうならないようにちゃんと教えられないように勉強に励みたいです(笑)
※当記事は特定の人を批判しているわけではなく、全体へ向けたあくまでも個人的な意見です