14歳以下に続き12歳以下のナイキ杯が終了しました。
日本の九州から武藤くんとベトナムに住んでいる渡邊くんが参加していました。
期末試験期間(中国は小学生でも期末試験があります)で少し参加者は少なめの約50人となりましたが、それでも全国トップレベルが
何人も参加していたのでしかも本選は3セットマッチで非常にいい経験になったと思います。
以前も書きましたが、自国の大会だけだといつも決まった相手ばかり、トップ選手になるといつも当たる選手が同じになってきます。
そのまま、そのメンバーで年齢も上がっていくわけですから常に同じ相手と戦い続けることになります。
しかも、負けたら終わりの大会はある意味ではフェアですが伸び盛りの選手が格上の相手とやるには勝ち続けなければ対戦することは
できません。
こうやって国を変えるだけで、やったことのない新鮮な相手としかもレベルの高い相手とこうやって2週間マッチをひたすら続けられることは非常にジュニアの成長につながると今回14歳以下1名、12歳以下2名の選手をサポートし改めて感じました。
また、今回3人はそれぞれの地から1人で飛行機に乗り、はるばる初めての北京までやってきました。
本人の勇気はもちろん、ご両親の後押しと私たちへの信頼にも感謝しています。
それと同時に「かわいい子には旅をさせろ」と実践しているご両親の元で育っている3人は可能性を感じました。
一番大事なのは身長でもセンスでも運動能力でもなく、「勝者の思考回路」「夢への欲求」でしょう。
これからも日本、中国、そしてアジア全体のレベルアップに貢献したいです。