パーマネント・フィクスチュアとは、
簡単に言うと、選手とコート、ネット以外のもの全てを差します。
正確に言うと、バックストップ(後ろの壁やフェンス)、サイドストップ、観客、観客用のスタンドやシート、コートの周りや上部にあるすべての施設や設備、定められた位置にいるチェアアンパイア、ラインアンパイア、ネットアンパイア、ボールパーソンのことを言います。
屋内コートの屋根やベンチ、審判台もパーマネント・フィクスチュアと言うことになります。
この、パーマネント・フィクスチュアにダイレクトにボールが当たって、コートに入ったとしてもインプレーとは認められず、アウトとなります。
そりゃそうだろ、と思われるかもしれませんね。
では、問題です。
シングルススティックの外側のネットもしくはポールに当たってコートに入ったらどうなるでしょうか?
シングルスの試合で、シングルススティック外側のネットポストやネットは『パーマネント・フィクスチュア』とみなされ、ネットポストあるいはネットの一部とはみなされません。
よって、シングルススティックの外側のネットもしくはポールに当たってコートに入っても、アウトとなり失点です。当たった時点でアウトということになります。