月別アーカイブ: 2018年4月

予選敗者復活からツアー優勝 チェッキナート

「ガスプロム・ハンガリアン・オープン」(ATP250/ハンガリー・ブダペスト/4月23~29日/賞金総額56万1345ユーロ/クレーコート)のシングルス決勝で、ラッキールーザーのマルコ・チェッキナート(イタリア)がジョン・ミルマン(オーストラリア)を7-5 6-4で退け、ATPツアー初優勝を果たした。試合時間は1時間47分。

【写真】シングルス優勝のジョン・ミルマンと準優勝のジョーダン・トンプソン [島津京都チャレンジャー]

この結果でチェッキナートは、ミルマンとの対戦成績を3勝0敗とした。両者は2011年にフューチャーズ大会で2度対戦し、いずれもチェッキナートが勝っていた。ふたりはともに、今回が単複を通して初のツアー決勝の舞台だった。

この試合に先立ちミルマンは、第3セットから再開された準決勝では第5シードのアルヤズ・ベデネ(スロベニア)を2-6 7-6(3) 7-6(5)で破っていた。今大会のディフェンディング・チャンピオンで第1シードで出場していたルカ・プイユ(フランス)は、初戦となる2回戦でミルマンに3-6 4-6で敗れていた。

今大会でのチェッキナートは、1回戦でミルザ・バシッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を6-3 6-4で、2回戦で第2シードのダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を6-3 6-1で、準々決勝で第7シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を5-7 6-4 6-2で、準決勝では第8シードのアンドレアス・セッピ(イタリア)を5-7 7-6(4) 6-3で下して決勝進出を決めていた。

ダブルス決勝も行われ、ドミニク・イングロット(イギリス)/フランコ・シュクゴール(クロアチア)が第4シードのマットヴェ・ミドルコープ(オランダ)/アンドレス・モルテーニ(アルゼンチン)を6-7(8) 6-1 [10-8]で倒して大会を制した。

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ナダル3連覇11度目77勝 チチパスに快勝

バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル

男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は29日、シングルス決勝が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)が世界ランク63位のS・チチパス(ギリシャ)を6-2, 6-1のストレートで下して3連覇と11度目の優勝を果たし、キャリア通算77勝目をあげた。

決勝戦、ナダルは19歳のチチパスに1度もブレークを許さず、圧倒的な強さを見せつけた。第2セットに入るとパッシングショットやカウンターショットを決めて主導権を握り、クレーコートでの連続獲得セット数を46、連勝記録を19、通算勝利数を401へ更新した。

バルセロナ・オープンでは2005-2009年に5連覇、2011-2013年に3連覇。この日の優勝で2016・2017年に続き、同大会3度目の3連覇を成し遂げた。

また、前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)から2週連続のタイトル獲得となった。

今シーズンのナダルは途中棄権した全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)準々決勝以外で勝利しており、今季の戦績を16勝1敗とした。

一方、チチパスはツアー初優勝とはならかった。今大会ではシード5選手を破り、ギリシャ人で1973年以来45年ぶりとなるツアー決勝の舞台に立っていた。

同日にはダブルス決勝も行われ、F・ロペス(スペイン)/ M・ロペス(スペイン)組がA・クレシ(パキスタン)/ JJ・ロジェール(アンティル)組を7-6 (7-5), 6-4のストレートで破り、優勝を飾った。

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モンフィスのラケットを航空会社が破損

30日からのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)に第7シードで出場予定のモンフィスは「僕はどうやってミュンヘンの試合に出るのか?今夜は僕のものではないラケットで打っている。来週のために解決策を探す」と綴った。

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これに対し、ルフトハンザドイツ航空は「申し訳ございません。パフォーマンスに影響しないことを願います」と謝罪。さらに、お問い合わせフォームのURLを掲載し「被害の詳細を送信してください」と誠意を見せた。

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企業評価「教育成果」高い大学ランキング

英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(THE)が国内の大学の「教育力」を測って順位づけする「THE世界大学ランキング日本版2018」。「教育成果」分野のランキングを紹介する。

このランキングは、「企業の人事担当者から見た大学のイメージ調査」と、「高等教育機関研究者の評判調査」という2種類のアンケート結果による。国内の企業と、大学に詳しい世界の研究者から見た「教育成果」を順位づけしたものだ。なお、THEの担当者によると、米国では「教育成果」を測る客観的な指標として、大学卒業後一定期間後の平均収入といったデータがあるが日本では同様の指標がないため、アンケート調査のみに基づいたランキングとしているという。

調査方法を反映して、上位には国私立の研究型総合大学がランクイン。東京工業大学、東京理科大学、東京農工大学など理系中心の大学も上位に入った。公立大では、国際教養大学、大阪府立大学、首都大学東京、大阪市立大学が30位までに名を連ねた。

「教育成果」ランキングの上位50校

大学名の前の★は私立、◎は公立、無印は国立

1位 東京大学 98.9

2位 京都大学 98.6

3位 九州大学 97.7

4位 ★慶應義塾大学 97.2

5位 東北大学 95.6

5位 名古屋大学 95.6

7位 大阪大学 95.4

8位 北海道大学 94.8

9位 東京工業大学 94.7

10位 ★早稲田大学 93.8

11位 一橋大学 89.1

12位 筑波大学 88.1

13位 広島大学 76.6

14位 ★東京理科大学 73.2

15位 横浜国立大学 72.9

16位 千葉大学 72.0

17位 ◎国際教養大学 70.6

18位 東京農工大学 69.6

19位 ★上智大学 69.4

20位 神戸大学 69.3

21位 ◎大阪府立大学 68.3

22位 ★立命館大学 66.9

23位 ◎首都大学東京 65.3

24位 秋田大学 65.0

25位 ★同志社大学 64.9

26位 ◎大阪市立大学 64.8

26位 名古屋工業大学 64.8

26位 ★甲南大学 64.8

29位 九州工業大学 64.7

30位 岡山大学 64.4

31位 東京外国語大学 64.3

32位 ★明治大学 64.1

33位 京都工芸繊維大学 63.1

33位 京都工芸繊維大学 63.1

33位 電気通信大学 63.1

35位 鹿児島大学 63.0

36位 長岡技術科学大学 62.9

37位 ★北里大学 62.7

38位 ★中央大学 62.0

39位 新潟大学 61.6

40位 ◎名古屋市立大学 61.4

41位 ★関西大学 61.3

42位 宇都宮大学 61.2

43位 ★立教大学 60.9

44位 ★関西学院大学 60.8

44位 ★金沢工業大学 60.8

46位 ★大阪工業大学 60.6

47位 茨城大学 60.2

48位 ★法政大学 60.0

49位 金沢大学 59.9

50位 信州大学 59.8

高校生新聞社

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シンデレラボーイ チチパス

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 男子テニスのバルセロナ・オープンはシングルス準決勝で世界ランク63位の19歳、ステファノス・チチパス(ギリシャ)がパブロ・カレノブスタ(スペイン)を7-5、6-3のストレートで破り、初のツアー決勝進出。一躍、脚光を浴びている新鋭は試合中に左足のシューズが脱げるハプニングもあった。ATP公式中継サイト「テニスTV」公式インスタグラムが「バルセロナでのシンデレラストーリー」と脱げた靴と快進撃をかけ、動画付きで公開し、反響を呼んでいる。

これぞシンデレラ物語!? 19歳新鋭の“靴脱げ”珍事に反響「どうしてこうなった」

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 ギリシャの19歳が、バルセロナで快進撃を演じている。第5シードのカレノブスタを相手にしても臆することなく、チチパスは7-5、6-3のストレートで快勝。ついに自身初のツアー決勝進出を果たしてみせた。

 ノッている男は、何かと注目を浴びる。「テニスTV」が紹介したのは、まさかのハプニングだ。右サイドいっぱいにショットを打ち込まれた場面。懸命に追いかけたチチパスは右足で踏ん張りながらフォアハンドで打ち返した。しかし、次の瞬間だ。もう一方の左足のかかとが土に引っかかり、シューズが脱げてしまったのだ。

 カメラは赤土に転がった1足のシューズを大写しにし、珍事に脚光を浴びせていた。しかし、こんなハプニングもものともせず、快勝したチチパス。動画を紹介された公式インスタグラムでは「バルセロナでのシンデレラストーリー」と脱げた靴と快進撃をかけ、粋な表現でスポットライトを当てていた。

 映像を観た海外ファンから「どうしてこうなった」と困惑の声も上がったが「天才」「スーパープレーヤー」と若き才能を称賛する声も寄せられていた。

 初タイトルをかけ、決勝で対峙するのはクレーコート通算400勝を挙げたばかりの地元の帝王、ラファエル・ナダル(スペイン)。バルセロナの地で演じているシンデレラストーリーはどんな結末を迎えるだろうか。

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ナダル対新鋭チチパス どうなるか?

バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル

男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500)は29日、第1シードのR・ナダル(スペイン)と世界ランク63位のS・チチパス(ギリシャ)のシングルス決勝が、日本時間29日の23時(現地29日の16時)以降に開始予定。

【ナダルvsチチパス 1ポイント速報】

両者は初の対戦。

3連覇と11度目の優勝を狙う世界ランク1位のナダルは準決勝で第4シードのD・ゴファン(ベルギー)に勝利したことで、史上4人目のクレーコート通算勝利数400を達成。さらにクレーコートでの連続獲得セット数を44、連勝記録を18へ更新した。

一方、19歳のチチパスは第3シードのD・ティーム(オーストリア)、第5シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)、第7シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)、第10シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)らシード勢を次々と破る快進撃でツアー初優勝に王手をかけている

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19歳新星チチパスが4強

バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル

男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500)は27日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク63位で19歳のS・チチパス(ギリシャ)が第3シードのD・ティーム(オーストリア)を6-3, 6-2のストレートで下し、ベスト4進出を果たした。

【「こっち見ろ」とチチパスに怒り】

この日、予選勝者のチチパスは第1ゲームでいきなりティームにブレークを許すも、第5ゲームから5ゲーム連取の猛攻で第1セットを先取。第2セットもチチパスの勢いは止まらず、このセットでは1度もブレークを与えずに1時間20分で勝利。ATP500で初の4強入りを決めた。

準決勝では、第5シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する。カレノ=ブスタは準々決勝で第2シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日の準々決勝では、第1シードのR・ナダル(スペイン)と第4シードのD・ゴファン(ベルギー)もベスト4へ進出した。

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モンテカルロの誤審について

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク51位のJ・ドナルドソン(アメリカ)は第15シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)に3-6, 3-6のストレートで敗れた。試合中には審判の誤審にドナルドソンが激怒する場面があった。

ATP Masters Series: Monte Carlo Rolex Masters - Day Two

ヴィノラスが放ったサービスは、シングルスラインに乗って大きく滑って切れて行った。
プレイヤーだけでなく、近くにいた観客もそれがフォルトであることはわかった。それぐらい明らかなフォルトに、主審はインの判定を覆さなかった。

モンテカルロのコートはクレーコート。
クレーコートではチャレンジのシステムが使えない。
それは、クレーコートの場合、跡が残るからだ。その跡のことをマークと呼ぶ。マークを指して、証拠を示すことでジャッジは覆すことができるオーバールールがある。一度下したジャッジであっても、この場合はフォルトなわけであり、単にセカンドサーブからプレイ再開という場面だ。

プレイヤーも主審も人間である。完璧ではないだろう。
しかし、プロとしてやっている以上、間違いは許されない。その間違いが起きた場合は、それなりの処分を課すべきではないだろうか。

 

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ヒューイットまた現役復帰

レイトン・ヒューイット
今年のデ杯時のヒューイット
画像提供: ゲッティ イメージズ
男子プロテニス協会のATPは26日、シングルスで元世界ランク1位のL・ヒューイット(オーストラリア)が4月30日に開幕するエストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)のダブルスに出場すると明かした。

>>バルセロナ対戦表<<

2016年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を最後に1度目の引退を発表したヒューイットは、今回で3度目の現役復帰となった。

最初の引退発表後、2016年3月のデビスカップでJ・ピアース(オーストラリア)とペアを組んで現役復帰。同年6月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、 芝、グランドスラム)にはJ・トンプソン(オーストラリア)とともに出場した。

その後、再び現役を退いたヒューイットだったが、同胞であるS・グロス(オーストラリア)の引退を飾るため、今年1月の全豪オープンで再び復帰しベスト8へ進出する活躍を見せた。

エストリル・オープンのダブルスでヒューイットとペアを組むのは、19歳のA・デ ミナー(オーストラリア)

現在はヒューイットがデ ミナーのコーチを務めている。

オーストラリア期待の若手であるデ ミナーは、今年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)でツアー初の4強進出。その後、シドニー国際(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)でツアー初の準優勝を飾り、今月のフェレーロ・チャレンジャー・オープン(スペイン/アリカンテ、レッドクレー、ATPチャレンジャー)では決勝でP・アンドゥハル(スペイン)に敗れていた。

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テニスの八百長について

テニスの不正を監視するために国際連盟(ITF)など主要4団体が設置した独立委員会は25日、調査の中間報告を発表した。賭博サイトの広がりを背景に賞金総額が少ないツアー下部大会で、八百長や賭け事がまん延していることが明らかになった。すでにITFは、八百長防止のために来年からツアー下部大会のシステムを変更することを決定しており、多くの日本選手に影響を与えそうだ。

個々の無名選手が、八百長や賭け事で裁かれたことはあっても、テニス界で公的機関が「八百長の横行」を認めたのは初めてだ。独立委員会は、16年から約3200人の男女プロ選手を調査し、約100人の選手や約200人の関係者から聴き取りを行い、「ツアー下部大会で八百長がはびこっている」と結論づけた。

特に男子でツアー下部大会最下部のフューチャーズでは「1大会で4~5試合は、日常的に八百長が行われていた」と話す関係者もいたという。同シリーズは賞金総額が1万5000ドル(約165万円)から2万5000ドル(約275万円)。優勝しても約25万円しか得られない。

同シリーズを統括運営するITFによると毎年、1万4000人ほどがプレーし、男子は350人ほどしか生活がなり立っていないという。それが八百長の温床になっていると判断。19年から八百長撲滅のツアー改革に乗り出す。

同シリーズの最低賞金額の大会は、世界ランクのポイントが取れなくなる。つまり、その選手は4大大会を頂点とするATPツアー出場への道が閉ざされる。プロ選手を継続していくことが厳しくなり、自然淘汰(とうた)されるという図式だ。

最新世界ランクに掲載されている日本男子は74人。そのうち、60人以上がフューチャーズを主戦場としている。19年以降は60人が世界ランクから姿を消す可能性もはらんでいる。日本選手にとっても、大きな影響を及ぼす変更となる。最終報告書は年内に発表される見込みだ。

◆テニス界の八百長 毎年、数人の無名選手が八百長で摘発されている。今回も独立委員会は、トップ選手の八百長の証拠はないとしているが、昨年の1月、ジョコビッチが八百長に手を染めたという報道もあった。日本選手では、昨年5月に、元ジュニア日本代表の三橋淳が八百長などを持ちかけた不正行為で、テニス界から永久追放を受けた。日本選手の摘発は三橋1人しかいない。

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