モンテカルロの誤審について

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク51位のJ・ドナルドソン(アメリカ)は第15シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)に3-6, 3-6のストレートで敗れた。試合中には審判の誤審にドナルドソンが激怒する場面があった。

ATP Masters Series: Monte Carlo Rolex Masters - Day Two

ヴィノラスが放ったサービスは、シングルスラインに乗って大きく滑って切れて行った。
プレイヤーだけでなく、近くにいた観客もそれがフォルトであることはわかった。それぐらい明らかなフォルトに、主審はインの判定を覆さなかった。

モンテカルロのコートはクレーコート。
クレーコートではチャレンジのシステムが使えない。
それは、クレーコートの場合、跡が残るからだ。その跡のことをマークと呼ぶ。マークを指して、証拠を示すことでジャッジは覆すことができるオーバールールがある。一度下したジャッジであっても、この場合はフォルトなわけであり、単にセカンドサーブからプレイ再開という場面だ。

プレイヤーも主審も人間である。完璧ではないだろう。
しかし、プロとしてやっている以上、間違いは許されない。その間違いが起きた場合は、それなりの処分を課すべきではないだろうか。

 


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