「AEDを使ってほしかった。助かったかもしれないと思うと、つらくて悔しい」
今月5日に亡くなった野球部マネージャー(16)の父親(42)が発した無念の言葉です。
7月、野球部マネージャーが、野球場から学校まで約3・5キロを走った後に倒れました。
野球部の監督が「呼吸はある」と判断し、AEDを使わずに救急車の到着を待ったそうです。
しかし、その呼吸は、「死戦期呼吸※」でした。
※心停止の状態になっても、下あごだけが動いたり、しゃくり上げるようなしぐさをしたりして、呼吸をしているように見えることがある。
生徒が搬送された新潟市内の病院の医師は「心室細動が起きていた」と生徒の家族に説明したそうです。
AEDは、心室細動が起きていない状態で着けても、電気ショックは起きません。約2分毎に、心電図を解析し続けます。
少なくとも、スポーツ指導者は正しい知識と心構えを持ち、定期的な訓練を受けて欲しいと思います。
万が一が起きた際に、どこにAEDがあるのか、どのような手順と方法でAEDを着け、救急車を呼ぶのか、相手が今回のような若い女性の場合の周りへの配慮など、現実に起きたときを想定して、何十パターンも練習を繰り返し、助かる命を落とさずに済むようにしていきたい。
スポーツ団体や自治体が動き、スポーツ指導者の定期的な講習会として単位制にして欲しいものです。
約5分間の動画ですが、ご覧下さい。
最後まで読んでくれて
ありがとうございます。
いいね!をポチっと
してくれたら嬉しいです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓