男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は18日、シングルス2回戦が行われ、第9シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク39位のB・チョリッチ(クロアチア)を7-6 (7-2), 7-5のストレートで下し、2年連続のベスト16進出を果たした。
第1セット、第4ゲームで先にブレークに成功したジョコビッチだったが、第7ゲームでブレークバックを許す。自身のミスが重なり第11ゲームでも再びブレークのピンチを迎えるもこれを死守すると、タイブレークを制して第1セットを先取する。
第2セットは互いにブレークし合う展開となったが、ジョコビッチが第11ゲームで3度目のブレークに成功。リードを死守してストレート勝ちをおさめた
3回戦では、第5シードのD・ティーム(オーストリア)と対戦する。ティームは2回戦で世界ランク33位のA・ルブレフ(ロシア)を逆転で下しての勝ち上がり。
元世界ランク1位のジョコビッチがモンテカルロ・マスターズに出場するのは7年連続12度目で、2013・2015年にはタイトルを獲得している。
今年1月に右肘のけがから復帰を果たしたジョコビッチは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト16に進出。しかし、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、 ハード、ATP1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では2大会連続で初戦敗退を喫した。
また、同日の2回戦では世界ランク36位の錦織圭が同49位のD・メドヴェデフ(ロシア)に7-5, 6-2のストレートで勝利し、6年ぶり2度目の16強入り。3回戦では同62位のA・セッピ(イタリア)と同68位のG・ガルシア=ロペス(スペイン)の勝者と対戦する。
男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は18日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク36位の錦織圭が同49位のD・メドヴェデフ(ロシア)を7-5, 6-2のストレートで破り、2012年以来6年ぶり2度目のベスト16進出を果たした。
この日、錦織は22歳のメドヴェデフにブレークを許す展開から挽回に成功。第11・第12ゲームを連取して第1セットを先取すると、第2セットはファーストサービスが入った時のポイント獲得率が100パーセントの錦織が試合を支配し、1時間40分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPの公式サイトには「序盤はメドヴェデフの方が良かったけど、落ち着きを保つようにして、ベースラインから優位に立とうとした。第2セットは(第1セットより)良かった。今は休んで、明日に備える」と試合後の錦織のコメントが掲載されている。
3回戦では、世界ランク62位のA・セッピ(イタリア)と同68位のG・ガルシア=ロペス(スペイン)の勝者と対戦する。